折角だけど(木ノ葉) ページ16
影山と追い出された
「どうしよっか」
影「さぁ」
魂が抜けたみたいな返事をする影山
何も話すことがない
影「折角だし、うち上がるか?」
「いいなら…別に」
すっげぇ。すっげぇ嬉しい。
このまま影山の家で今日一晩暮らしたい
影山宅
影山の自室に招待された。
適当にベットに座った
影山は自分の机に座った。
「影山ゲームとかやんないの?」
影「…一個だけ。バレーのゲームなら
アプリで入れてる」
「お、これ私も入れてる。フレンドなろー」
影「ふ、フレンド?」
あ、こいつ馬鹿だった
影山のケータイを横取り、勝手にフレンド申請送っとく
「ほい。これでいつでも対戦したくなったら対戦ボタンおしてね〜」
影「お前早いな…。ゲーマーってやつか?」
「!?違うよ〜」
あっぶねぇあぶねぇ。バレちゃうバレちゃう。
影山にはバレたくない
絶対に避けなければ…
隣の部屋からは姉と及川さんの声が聞こえる
国見の声は皆無
「影山ってさ、青城の人たちと喋らないよね」
影「…まぁ、いろいろあるからな」
影山は隣に座って、寝っ転がってバレーボールを取った
「…影山は彼女とか作るよりバレーだね」
影「…別に日向みてぇにバレー馬鹿じゃねぇし……」
そりゃあそうだもん
影山だって普通の男子高校生
好きな人の一人いてもおかしくない
「じゃ、ちょっと私行くとこあるし、また今度ね」
好きな人聞くのもなんだし、傷つくのは嫌だし
あー、どうして現実には分岐がないんだろう
乙女ゲーにはあるのにな。
影「…じゃあひとつ、
Aには、好きな奴とかいたりすんのか?」
(悪魔でも友達としてと影山は捉えています)
「うーん…まぁね」
そのまま影山の家を出て、行くとこもないし、
二口さんの部屋へと向かった
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作者名:りな&木ノ葉 x他1人 | 作者ホームページ:http://urahai
作成日時:2016年12月31日 23時