二十六話 ページ8
あれから数週間後……
私の足も無事完治し、元気に走り回れるようになった頃、新しく見た補助監督の「
新田「6月盛岡、
同じ状況で死んでるんスよ」
『同じ……？』
新田「自宅マンションのエントランスで呪霊による刺殺。
しかも全員、死ぬ数週間前から同じ苦情を管理会社にチクってる。
オートロックの自動ドアが開きっぱなしだ、って……他の住人に、
心当たりはなかったっス」
伏黒「日付も場所もバラバラ。同じ呪霊にやられたんですか？」
虎杖「なぁなぁ、自動ドアって呪霊のせい？呪霊ってセンサーとか引っかかんの？」
『引っ掛かったらキネマシネマであんなに苦労しなかったでしょ』
もしも、順平くんがあの真人とかいう呪霊に会う前に、こちらが気付けたなら……早いうちに真人と決着をつけることができたなら……
そんな意味のない後悔が押し寄せてくる
やっぱりこのネタはとしておこう
きっと悠仁も気にするだろうし、言っていて自分でも苦しくなってくる
虎杖「そっか……」
新田「センサーじゃなくてドアオペレーターの方が呪霊の影響でバカになった
みたいっス。
残穢だけだと、同じ呪霊かどうかは断定できなかったっス。そんで３人の
共通点を調べたら、全員同じ中学に在籍してたっス」
釘崎「っていうと、昔３人が同じ呪いを受けて、時が経ってそれが発動した
って感じ？」
『同じ呪いを……』
ってことは、３人とも同じ場所に行ったことがあるってことでしょ？
中学だったら今その中学校に通ってる生徒も犠牲になってるはずだし、とりあえず中学校っていう線はなさそう
新田「それ濃厚っス。で、今からその中学と、３人の共通の知人に話を
聞くので、術師視点で色々と探って欲しいっス」
釘崎「ねえ、その知人の家ってまさか……」
『あそこ？』
野薔薇ちゃんが指す先には、喪服を着た弔問客が訪れており、電柱に立てかけられた看板には【森下家葬儀】と書かれていた
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ゆっきーぷ(プロフ) - 香楽さん» ありがとうございます！しばらく福岡分校編になると思いますが、更新頑張ります！ (4月11日 7時) (
レス) id: c1449037ee (このIDを非表示/違反報告)
香楽(プロフ) - 今後どうなっていくのか楽しみです！更新頑張ってください！ (4月10日 23時) (レス) @page30 id: 3994d8f3f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2024年2月23日 21時
