夜の術師 三の章 【呪術廻戦】

・ ページ6

みんなの賛成の意見が揃ったところで、真希先輩が尋ねる

















真希「個人戦の組み合わせはくじ引きか？」

五条「え、今年は個人戦やんないよ」

伏黒・釘崎「「……え？」」

『あれ……？』

















この前パンダ先輩に聞いた時には、初日は団体戦、２日目が個人戦って毎年決まってるって……

何を当たり前かのように言ってるんだ、この人？



















五条「僕ルーティンって嫌いなんだよね。毎年この箱に勝負方法入れて、
　 当日開けんの。
　 ほれ悠仁、開けてみ」

虎杖「ん……これ？」



















悠仁はいきなり差し出された箱に手を突っ込み、ガサガサと少し漁ってから引っ張り出した紙を広げる



















楽巖寺「や……」

夜蛾「野球ぅ〜〜？？」

虎杖「うおっ、いたの！？」

『わっ！』



















悠仁が持っている紙の内容を覗き込むように、楽巖寺学長と夜蛾先生は顔をズイッと近づけた

いきなりの登場に悠仁も驚く

そして１人、夜蛾先生と楽巖寺学長の会話を見てニマニマと笑っている五条先生……



















楽巖寺「どういうことだ夜蛾」

夜蛾「いや、私は確かに個人戦と……待て悟！！」



















五条先生が入れ替えたということは安易に想像できる

そしてニコニコしながらピューンっと逃げて行ってしまった五条先生を夜蛾先生が怒りながら追いかけて行った

・→←二十五話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す