夜の術師 三の章 【呪術廻戦】

二十五話 ページ5

あんなことがあって、中止と思われた交流会

とりあえず一日休みを挟んで……


今はみんなで野球をしています！！



















五条「プレイボーーーーーーーッ！！！」



















、



















＊



















、



















—————遡ること数時間前














五条「っつーわけでさ。色々あったし人も死んでるけど、どうする？続ける？
　 交流会」
















軽いノリで尋ねられたその大事な質問

私たちには難しい問題だった



















虎杖「うーん、どうするって言われてもなぁ……」

東堂「当然、続けるに決まっているだろう」

虎杖「東堂！！」

















いきなり悠仁の隣に現れたことで、悠仁もそのすぐ隣にいた私も驚きを隠せない



















五条「その心は？」

東堂「１つ、故人を偲ぶのは当人と縁のある者達の特権だ。俺達が立ち入る
　 問題ではない。
　 ２つ、人死にが出たのならば、尚更俺達に求められるのは、強くなることだ。
　 後天的強さとは【結果】の積み重ね。敗北を噛みしめ、勝利を味わう。
　 そうやって俺達は成長する」



















おぉ……いいこと言うなぁ

脳筋って思ってたこと謝ります、ごめんなさい



















三輪「東堂先輩って意外としっかりしてるんですね」

真依「しっかりイカれてんのよ」



















ああ、やっぱり京都校の人にも驚かれるんだ……

何となーくいつもがどんな感じなのか、人物像が掴めてきた気がする



















東堂「３つ、学生時代の不完全燃焼感は死ぬまで尾を引くものだからな」

五条「オマエいくつだよ」

伏黒「俺は構わないですよ」

『私もー！』

虎杖「來絆は流石に休み！！」

『え〜』



















流れに乗って参加する感じを出しておけば出られると思ったのになぁ！！

まあ多分硝子さんに怒られるんだろうけど……



















釘崎「どーせ勝つしね」

加茂「屁理屈だが一理ある」

西宮「加茂君は休んだら？」



















頭に包帯をグルグルと巻いている加茂さんに西宮さんがそう言う


やっぱり庇いきれなかったか……あれがあの吹き飛ばされた時じゃない怪我だといいけど……



















ﾊﾟﾝﾀﾞ「意義なーし」

狗巻「しゃけ」

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