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虎杖「ナイスタイミング伊地知さん！」
伊地知「【闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え】」
すると空間に切れ目が出来、あたりの空間がゆっくり真っ黒な夜へと染まっていく
伊地知「では皆さん、お気をつけて」
『はぁい……』
中に入ると、さすが廃校と言ったところか、壁のコンクリートが剥がれていたり天井の木の板が落ちていたり、あとはガラスが所々ヒビが入っている物、割れている物があった
��帳��が下りていて暗いというのも相まって、本当に出そうな雰囲気だ
伏黒「……おかしい。まだ一体も呪霊と遭遇してない。目につくのは
こびり付いた残穢のみ……」
『ううっ……』
釘崎「しかもこの残穢、【新しい】感じがしない？」
伏黒「ああ、あたりが外れてそもそも呪霊がいなかったって話なら、こんな
残穢の残り方はしない」
『じゃあ……他の術師がいるってこと……？』
虎杖「それか誰かが祓ったんかな？」
伏黒「だとしたら、祓ったヤツはまだここにいる。それが何者か分からない
うちは用心して進————」
すると遠くの方からドォンと大きな爆発音のようなものが、この建物中に響き渡る
『ぎゃあっ！！』
伏黒・虎杖「「っ！！」」
釘崎「揺れたわね。なんの衝撃かしら。かなり近いんじゃない？」
そしてさっきの衝撃の震源地……というか、その原因があるであろう場所を先ほどの音で慎重に辿っていき中を進んでいく
虎杖「このあたりだよな」
伏黒「っ……止まれ虎杖。誰かいる」
気になって進もうとした悠仁を、恵くんが腕で制す
月光のような光が窓から差し込み、暗闇の中には一つの人影のようなものが揺らいでいる
『ひっ……も、もしかして……幽霊……？』
伏黒「んなわけねえだろ。よく見てみろ、人間だ」
確かに最初はぼんやりとした人影だったけれど、よーく目を凝らしてみると金髪でセーラー服を着た女の子が立っていた
誰だかは分からないけれど、とりあえず幽霊じゃないことにホッと胸を撫で下ろす
？「ようやく来たね、東京校のぼんくら共が」
伏黒「誰だ」
虎杖「セーラー服……だよな、学生？まさか肝試しに来てた地元のヤンキー？」
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ゆっきーぷ(プロフ) - 香楽さん» ありがとうございます！しばらく福岡分校編になると思いますが、更新頑張ります！ (4月11日 7時) (
レス) id: c1449037ee (このIDを非表示/違反報告)
香楽(プロフ) - 今後どうなっていくのか楽しみです！更新頑張ってください！ (4月10日 23時) (レス) @page30 id: 3994d8f3f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2024年2月23日 21時
