夜の術師 三の章 【呪術廻戦】

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壊相「朝には骨しか残りませんよ」



















10分……？



















虎杖「やっぱ、毒か！」

壊相「結果、有毒なだけであって、私達の術式はあくまで【分解】ですよ……」



















術式の開示……今ので効力も上がった

ならば少なくとも20分でこの３人は命を落とすことになるのだろう


だけど—————



















壊相「さて、どうします？
　 辛いようでしたら、今すぐ殺して差し上げましょうか？」

釘崎「クックック。当たれば勝ちの術式、強いなオマエら……でも、残念。
　 私との相性、最悪だよ！！」



















野薔薇ちゃんは不適な笑みを浮かべながらそう言った

最初は一瞬、痛みでおかしくなってしまったのかと思ったけれど、すぐに思い出した————野薔薇ちゃんの術式！



















釘崎「芻霊呪法 【共鳴り】！！」

壊相・血塗「「っ！？」」



















野薔薇ちゃんが五寸釘を自らの左腕に打ち込むと同時、目の前の呪霊兄弟の体内で呪力が弾ける



















釘崎「我慢比べしよっか♡痛いのは嫌だろ？ならさっさと泣きながら術式解けよ」



















対象から欠損した一部を【人形】を通して呪力を打ち込むことで、対象本体にダメージを与える術式……—————こんなに相手が悪いことってないよね！


野薔薇ちゃんもいるんだ……

残りが10分だって……？





充分……

10分で祓ってみせる！！！

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