検索窓
今日:13 hit、昨日:19 hit、合計:2,245 hit

ページ17

二人の方も全然余裕そうで、「モグラ叩きの要領でやっていいのよね?」と話しているくらいだった

ふぅ、と一つ息を吐いたのも束の間、壁から伸びてきた手に野薔薇ちゃんは腕をグイッと引っ張られていく



















伏黒「釘崎!!」

『野薔薇ちゃん!!』

釘崎「問題ない。アンタはモグラを叩け」



















そう言い残して野薔薇ちゃんはトプンと壁に吸い込まれていった



















伏黒「クソッ!!」

虎杖「釘崎!?」

血塗「おほっ、なんだぁ?兄者かぁ??
  俺もっ」

虎杖「!!」



















目の前の呪霊が嬉しそうにニタリと口角を上げれば、ピョンピョンと跳ねるように跳んでいき、同じように壁に消えて行った



















虎杖「あ゛ぁ!?」

『逃げた!?』

虎杖「放っておいていいのか?」

伏黒「そのまま追え!!」

虎杖「『!!』」

伏黒「釘崎もソイツも結界の外に出たんだ!!予想以上に面倒くせぇのと
  バッティングしてるかもしんねぇ!!逆にコッチは想定よりずっと楽だ!!
  一人で何とかなる!!釘崎優先!!追え!!」



















恵くんは必死な表情でコチラに叫んでいる


確かに、恵くんの言うとおりだ……どうする?

本当に野薔薇ちゃんの方に行く?でも恵くんの方でも不意打ちがあるかもしれない……

でも一人で大丈夫って……

隣の悠仁も悩んでいるようだった


っ……よしっ



















虎杖「……やばくなったら伏黒も出てこいよ……!!」

『死んじゃダメだからね!!絶対だよ……!!』



















結界の外に出て追いかけていくと、野薔薇ちゃんは連れ出した張本人である髪型はモヒカンで、筋肉質な裸体の上に蝶ネクタイと女性物のボディハーネス、Tバックを着用した奇抜な格好をしている呪霊?のような人間?のような気配の者にキレていた


何というか……微妙……というか、ズレてる?よね……

何だか見てるのも恥ずかしくなってきちゃった



















壊相「我々兄弟に課せられたお遣い……その中に呪術師殺しは含まれていない……
  退けば見逃しますよ、お嬢さん」

釘崎「お遣い?」

壊相「?、てっきり同じお遣いかと……」



















お遣い……?

何のことを言ってるの……?



















壊相「我々の目的は宿儺の指の回収ですよ」

二十九話→←二十八話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆっきーぷ(プロフ) - 香楽さん» ありがとうございます!しばらく福岡分校編になると思いますが、更新頑張ります! (4月11日 7時) (レス) id: c1449037ee (このIDを非表示/違反報告)
香楽(プロフ) - 今後どうなっていくのか楽しみです!更新頑張ってください! (4月10日 23時) (レス) @page30 id: 3994d8f3f3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2024年2月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。