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津美紀って……!恵くんのお姉ちゃん!?
伏黒「……そうか、じゃあ津美紀にも聞いてみるわ」
新田「んじゃ、私はこの2人を家まで送り届けるんで、レポートの続きは
お願いするっス」
そう言って新田さんは2人を連れてこの場を離れた
その2人がいなくなった後、さっきまで何食わぬ顔していた恵くんの表情が一気に曇り、青い顔をしている
虎杖「伏黒……」
伏黒「………」
虎杖「伏黒っ!しっかりしろ、まずは安否確認だろ!?」
伏黒「……大丈夫だ。悪ィ、少し外す」
明らかに大丈夫ではない表情で恵くんはフラフラと立ち上がって、何やら伊地知さんと電話をし始めた
申し訳ないけれどその声に聞き耳を立てる
伏黒「………」
けれど恵くんは何かを言うわけではなく、ただ静かに伊地知さんの判断を聞いているだけのようだった
そして複雑な表情で何かを考え込み、こちらに振り返るとポーカーフェイスで話をする
虎杖「津美紀の姉ちゃん、無事だったか?」
伏黒「問題ない。それより任務の危険度が吊り上がった。この件は他の術師に
引き継がれる。オマエらはもう帰れ」
『え、なんでよ!それにオマエらって……恵くんは?』
伏黒「俺は武田さんに挨拶して帰る」
釘崎「武田さんって?」
伏黒「さっきの校務員の人だ。ほら行け!!」
ほら行けって……犬じゃあるまいし
恵くん、玉犬と戯れすぎて人間との接し方忘れてない?
、
、
*
、
伏黒side
下なら虎杖も相良も行ったが、多分、上から降りては駄目
呪霊が結界内にいるなら、手順は大事
夜に、下から、それからもう1つ……峡谷の下に川があるはず
川や境界を跨ぐ行為は、呪術的に大きな意味を持つ
術式を付与した領域を延々と展開し続けるのは不可能だ
となると、この結界は少年院の時の様な未完成の領域だ
今回は逆に助かった……“帳”の必要がない
ホッと胸を撫で下ろすと、声が聞こえてきた
釘崎「自分の話をしなさ過ぎ」
虎杖「だな」
『そーだよ』
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ゆっきーぷ(プロフ) - 香楽さん» ありがとうございます!しばらく福岡分校編になると思いますが、更新頑張ります! (4月11日 7時) (レス) id: c1449037ee (このIDを非表示/違反報告)
香楽(プロフ) - 今後どうなっていくのか楽しみです!更新頑張ってください! (4月10日 23時) (レス) @page30 id: 3994d8f3f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2024年2月23日 21時