検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:889 hit

28話 ページ29

その言葉は穏やかな声色でも、その中にある芯はコレイのことを想っている師匠の言葉だった



















パイモン「おう、ティナリ。任せてくれ!」

空「コレイは大丈夫?」

ティナリ「まあ、ひどくはないよ。
  今回倒れたのはここ数日、体力の消耗が激しかったからだ。薬も飲ませたし、
  ちょっと休めば治ると思う」

『よかったです……』

ティナリ「でも、コレイがガンダルヴァ村に来た当初は、確かに今よりずっと
  マシだった。
  あの時、彼女はレンジャーの仕事に興味津々でさ、知識も学びたがってた。
  だから加わってもらったんだ」



















ティナリさんはどこか懐かしそうに呟いた



















ティナリ「でも最近は体力がかなり落ちてきてる。適度な運動はずっと必要だけど、
  やっぱり長距離の巡回はもう、やめておいた方がいい。
  さあ、これでコレイの状況はもう全部説明したよ。これから彼女の薬草を
  採りに行かなくちゃいけないから、話はここまで」

空「私たちも一緒に行っていい?」

パイモン「連れて行ってくれ、ティナリ。オイラたちもコレイのためになにか
  したいんだ」

『はい……!』

エルマ「私たちも手伝うよ!」



















四人で押すと、ティナリさんは顎に手を当てて悩んでいるようだったけれど、私たちをチラチラと見て何かを決断したようだった



















ティナリ「……まあいっか。だけど雨林は危険だし、空もヒルマも療養中なんだから、
  道中は僕の指示通りに動いてね。いい?」

パイモン「ああ、わかったぜ!」

ティナリ「じゃあ行こう。採りに行くのは、「サウマラタ蓮」って植物だ。
  魔鱗病患者の体力を回復してくれる」



















向かっている最中に、その植物の情報を集める

丘の上から、ガンダルヴァ村より南にある水辺へ向かうらしい



















パイモン「ティナリ、その植物はどこに生えてるんだ?」

ティナリ「サウマラタ蓮は雨林に点在してる。ガンダルヴァ村の近くでも
  よく見かけるよ」

パイモン「名前からすると、水のあるところで探したほうがよさそうだな」

ティナリ「うん、サウマラタ蓮は水生植物だからね。水面に浮かぶ大きな青い
  花みたいで、結構目立つんだよ」

29話→←27話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:原神 , 七神 , スメールから
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2023年12月1日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。