紺碧の棺【黒羽 快斗】

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No side








コナン「あ………散歩してたら道わかんなくなっちゃって………神海荘、どっち？」









千「あっち」









千夏は怪訝そうにコナンを見つめ、顎で示した









コナン「ありがとう。おやすみなさい」









あ「コナン君、私も行くから待って………千夏さん、おやすみなさい」








千「え、えぇ」









コナンは千夏の視線を感じつつ階段を下りて道路に出ると、松本の車が曲がった方向へ駆け出し、Aは千夏にお辞儀して、コナンの後を追った









目「どうだね、高木君。本庁からの連絡は」








目暮がたずねると、デスクに座った高木はパソコンの画面を見ていた









高「いいえ、まだ来ません」









目「そうか………」








その時、緊急ブザーが鳴り響いた









上「ど、どうした!?」









上平は慌てて緊急ブザーに駆け寄り、村役場、観光館、郵便局の非常ベルが感知すると、駐在所の緊急ブザーが鳴るのだ









緊急ブザーの下では、観光館のランプが点灯していた








上「か、観光館の非常ベルです!」








佐「じゃあ、その観光館で何かあったってことですね!?」









上「い、いやぁしかし、しょっちゅう故障するんで…………」









目「とにかく行ってみよう。念のためだ」








白「場所は？」







上「む、村役場の隣です」







高「車借ります!」









佐「本庁から返事が来ると思いますので、よろしく!」









佐藤と高木も駐在所を飛び出した








上「わ、わかりました………」









残された上平は緊急ブザーが鳴り響く中、大きな溜め息をついた

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