32 ページ33
No side
高「あの、すいません。マッチ貸してもらえますか?ライター忘れちゃって……」
タバコをくわえた高木が松本に近づき、松本はチッと舌打ちした
松「ほらよ………」
高「あぁ、どうも」
受け取った高木はマッチをこすると、両手でマッチを抱え込むようにしてくわえたタバコに火をつけた
快「(松本が使っていたマッチ………なるほどね……)」
高「ありがとうございました」
松「あーあ、とんだ時間の無駄だぜ」
マッチを受け取った松本はいやみったらしい声を上げながら、立ち去っていき、目暮達がその後ろ姿を鋭い目で見つめていた
小「あのぉ………飲んじゃっていいですかね、喉かわいちゃって」
目「構わん。奴ら触りもしなかったからな。指紋がとれると思ったんだが………」
白「ええ………しかしまぁ、指紋が採れたとしても、この島では結果が出るまでに時間かかりますがね。鑑識を呼ぶにしても鑑識に送るとしても………」
目「うむ………」
頷く目暮の横に立っていた佐藤はふとタバコを吸っている高木を見ていた
佐「そう言えば、高木君。あなたタバコ吸ったっけ?」
すると、高木が突然ゴホッ、ゴホゴホ………と咳こんでいた
快「大丈夫ですか?」
高「だ、大丈夫………ゴホッ………す、すいません。ゴホッ……瞬間接着剤ありますか?」
涙目になった高木はポケットから紙マッチを取り出し、松本から紙マッチを借りた時、持っていた同じ紙マッチとこっそりすりかえたのだ
更新遅くなってすみません……
更新少しずつしていくので楽しみに待っていてください。
301人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピカ∞♪(プロフ) - なーるー*WithU*さん» めちゃくちゃ面白いですか!ありがとうございます!更新頑張ります!応援ありがとうございます。 (2021年6月19日 17時) (レス) id: 080b81c583 (このIDを非表示/違反報告)
なーるー*WithU*(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください!ピカさん!応援してま〜す( ☆∀☆) (2021年6月19日 8時) (レス) id: 02b5228d37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - すごいね、みんな次々と謎を解いていくえらいね、コナン君はやぱり、彼女ちゃんき、がになるし、蘭も彼女ちゃんもかいとこと気になる、続きが楽しみです (2020年12月8日 21時) (レス) id: 70259f7c6d (このIDを非表示/違反報告)
ピカ∞♪(プロフ) - みささん» 読んでくれて嬉しい限りです!ありがとうございます。 (2020年10月7日 18時) (レス) id: 080b81c583 (このIDを非表示/違反報告)
みさ - 楽しく読んでいます! (2020年10月7日 10時) (レス) id: c37b75d720 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ