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No side
元「何なんだよぉ!」
光「元太君、体重は?」
元「39kg!」
歩「嘘!」
元「あ…………ちょっと太って………45kg………?」
光「ダメです!この吊り橋、40kg以上の人が通ると落ちるんですよ!」
元「ま、マジでーーーー!?」
元太はその場にヘナヘナ崩れ落ちた
歩「そっか、わかった!痩せた海賊は笑うって、この橋を渡れってことなんじゃない?」
光「そうですね!痩せてる海賊が笑うってことは、太った海賊は泣くんですか!」
元「た、助けてくれぇ…………母ちゃ〜ん!」
吊り橋から少し進んだ木々の中に、海賊の宝箱が置いてあり、箱を開け、中からスタンプをとりだし、マップに押した
今度は赤インクで『12』と『25』だった
ヒントカードには『海賊は泣かない』と書かれていた
歩「何だろう………『海賊は泣かない』って………」
歩美がヒントカードを見つめていると、光彦はポケットから腕時計を取り出した
光「もう4時になります。続きは明日ですね」
歩「うん。でも、どうやって戻ろっか」
2人は吊り橋を振り返り、元太はまだ吊り橋の真ん中で座り込んでいた
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