紺碧の棺【黒羽 快斗】

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No side









喜美子達が海面に顔を出すと、モーターボートにいた千夏が驚いた顔で近づいてきた






千「早いわね。何かあったの？」








喜「鮫よ!」





千「えっ!?」








喜美子達はボートに乗り込み、トレジャー･ハンターが鮫におそわれているのを見たと千夏に伝えた









その頃、コナン達は島の西側にある小さな岬に来ていた







光「ヒントに夕陽とありましたから、島の一番西に来てみましたけど………いったいどこにヒントの宝箱が……」







自転車をとめた光彦達は、キョロキョロと周囲を見回し、1人離れて柵の下をのぞいたコナンがニヤリと微笑んでいた






光「そうか!わかりました!ヒントは『夕陽が落ちずとも海賊はかがやく』でしたよね？ずばりそれは………海面です!」









歩「そっかー!」








哀「それで？」







元「海の上にスタンプがあんのかよ？」









光「あ、いや………あるわけありませんよね」







歩「そっかぁ……」





海面の一部分が波立つのが見えた







歩「ねぇ、あれ見て!!何かなぁ」






光「魚………ですね」





元「ウナギじゃねぇの？」







光「こんなところにいませんよ」








コナン・あ「なるほどな/ね」








コナンとAはそう言って、岩場に続く階段を下りていった

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