【HQ】鈍感少女 vs 嘘つき少女

56. 通常運転に戻る ページ9

花「おー、流石岩泉」

松「男前は相変わらずだな」

及「……なんか岩ちゃんに負けた気がする」

花「元々勝ってもねぇけどな」

及「マッキー!?」


ようやく、通常運転に戻ってきた。

仲間割れしなかったのが、一番ほっとした。


及「てか、松つん昨日Aちゃんに質問してたよね？てっきり、疑ってんのかと思ったけど」

松「いや〜？理由もなしに疑うのは変だろ、及川じゃあるまいし」

及「辛辣!!」

松「まあ、質問にも普通に答えてた辺り、嘘ついてるようには見えなかったけどな」

花「それな。てか、何も分かってない感じするw」

岩「それも、相手が疑うくらいな。それも1つの理由だろ、及川？」


不貞腐れたような顔から、急に真顔に戻って頷く及川。


及「もう、今回の件は難しいよ。俺だってAちゃんを理由無く疑っているわけじゃないよ。でも、状況的にさー」

花「観察眼優れているからこその言い訳だな」

及「それ褒めてんの？貶めてんの？」

花「どっちも」

及「酷いな!!」

岩「取り敢えず、今日の部活にはAは来ない。
その間にいつもと違うことがあったら、また考えるぞ」

及「岩ちゃん無理しないでね。考えすぎて熱出さないでよ？」

岩「あ"あ!?」

松「高3にもなって知恵熱かよw」

花「あったら恥ずかしいなw」


いや、知恵熱とか出したことねぇよ……。





今日1日、何事も起きなきゃいいんだけどな……。









なんか胸騒ぎがする。

57. 女子ってめんどくさい→←55. 落ち着け

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す