802. ハジメのお帰り ページ44
岩「……お前ら、何してんだ？」
貴「あ、おかえり〜」
再び振り出しに戻ってしまい、全員黙って考え込んでいた時だった。
ノックとともに部屋のドアが開いて、ハジメが姿を現した。
きっと、自主練を終えて今帰ってきたところなのだろう。
国「あ、お邪魔してます」
金「すんません、夜遅くに」
一応、先輩であるハジメの家に長居は出来ないと思ったのだろう。
金田一は鞄を自分の方へと寄せる。
岩「ああ、別に構わねえぞ」
金「へ？」
岩「及川とか、部活終わりにしょっちゅう家に来てたし、お前らなら中学の知り合いってこと親も知ってるから大丈夫だぞ」
そう、私も高校入学のちょっと前にここに来たから知らなかったけど、徹はかなりの頻度で家に遊びに来ていたらしい。
親ぐるみで仲がいいからか、ハジメのお母さんも快く迎え入れているみたい。
岩「にしても、またなんかあったのか？3人で囲んで考え込んで」
ハジメが尋ねると、国見と金田一は何やら目配せをしていた。
あ、これは言うか言わないか迷ってる……？
国「岩泉さん、ポストに挟まっていた手紙、今持ってます？」
岩「一応あるが……何に使うんだ？」
国「いえ、ちょっと筆跡を確かめたくて」
国見が説明すると、ハジメは隣の自分の部屋へと向かい、ガサゴソと引き出しを漁ったあと、紙束を持って戻ってきた。
金「やっぱ、いつ見ても気味悪いな」
金田一が顔を強ばらせる横で、国見はその手紙を凝視していた。
そして、紙から目を離した途端、確信したかのように頷く。
国「この筆跡……影山じゃない」
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おかか。ですか？ - あなたのペットになりたいとかヤバい恋文なのに何故か''ドMかよw''って笑っちゃいました。…すみません、黙ります (2020年9月5日 8時) (
レス) id: 0ecde9d0b0 (このIDを非表示/違反報告)
キナコ - このシリーズ大好きです！更新頑張ってください。楽しみにしてます！ (2020年8月2日 13時) (レス) id: f2ca76311b (このIDを非表示/違反報告)
おかか - 何時も楽しく読ませて頂いています！今回はどんな人が出てくるかドキドキします！更新頑張って下さい！ (2020年7月31日 0時) (レス) id: 0ecde9d0b0 (このIDを非表示/違反報告)
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