番外編1. クリスマス 5 ページ6
クリスマス当日。
朝からパーティーの準備で大忙しの1年A組の寮内。
飾り付け組と料理組、買い出し組に分かれて、それぞれ準備に取りかかる。
Aは、轟と緑谷、障子、切島と5人で買い出しに来ていた。
緑「えーっと、昨日ある程度買っておいてはあるみたいだけど、追加でいくつか買ってきて欲しいんだって。ケーキの飾り付けの材料とあと包装紙」
メモを見ながら言う緑谷。
切「んじゃあ、水無月と轟はセットでケーキの飾り付けのやつな。俺らはいい感じの包装紙探そうぜ」
突然振り分け始めた切島に、Aは思わず「えっ」と呟いてしまった。
そんなAに、切島は親指を立てる。
切「飾り付けとか、女子はそういうの得意だろ。轟もいるし、2人なら選べそうだと思ってさ」
2人きりにしようとしてくれた、という配慮なのかもしれないが、クリスマスのことを知らないAにいろいろと教えるには、こっちの方が断然やりやすい。
心の中で切島に感謝しながら、轟はAとお菓子の材料コーナーへ向かう。
クリスマス当日ということもあり、大々的にコーナー化されているお菓子の材料売り場には、既に何人か先客がいた。
貴「凄いね。今日って、私たちの他にもケーキを食べる人がたくさんいるんだね。あ、材料だから今日ってわけでもないのかな。この季節、誕生日多いんだね」
先に品物を選んでいる客を見て、Aは何故か感心していた。
違う、そうじゃないと言いたいのを抑えて、轟は口を開いた。
轟「ちげえ……クリスマスだからだ。クリスマスには、皆ケーキを食べる」
貴「そうなんだあ……どうして？」
唐突に尋ねられた質問に、轟の肩がビクッと上がった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜音姫(プロフ) - クリスマスにケーキを食べるのはケーキ屋がケーキをたくさん売るために寒い日に生まれたということで12月25日をイエスキリストの誕生の祝う日としてそれを口実にしてクリスマスにはケーキを食べるという事が広まったみたいですよ(^_^;) (2020年3月22日 16時) (
レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - クリスマスはニムロデっていう神に反逆した悪魔の誕生日です(^_^;) (2020年3月22日 16時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - クリスマスはイエスキリストの誕生日じゃないですよ(^_^;)ちゃんとした誕生日はわかってないみたいですよ(^o^;) (2020年3月22日 16時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
