番外編1. クリスマス 10 ページ11
クリスマスパーティーが終わり、各自部屋に戻って行った。
Aはいつも通り、轟の部屋にいる。
というのも、青山から貰った花をどうするか相談しに来たのが1番の目的なのだが。
轟「確かに、青山なら花をプレゼントしそうだよな」
貴「うん。でもなんでこんなプレゼントなのか分からなくて……言葉を調べるといいよって言われたんだけど、どういう意味か分かる？」
Aは、取り敢えずもらった花を轟の部屋にあった花瓶に移し替えた。
カラフルな花たちは、温室育ちなのか冬なのに元気に咲いている。
轟「花言葉ってやつじゃないか？昔、姉さんが言ってたような……」
貴「花言葉か……」
Aは、携帯を取り出すと検索し始めた。
最初はバラ、次はストックの花言葉を調べる。
轟「何か出てきたか？」
貴「……うん、バラは『美』、ストックは『永遠の美』だって。青山君らしいね」
クスッと笑ったAに、轟も「そうか」と優しく返答する。
確かに、青山なら考えそうなプレゼントだ。
しかし、轟はふと過去のことを思い出していた。
どこかでバラの花言葉を、違う内容で聞いたことがあるような気がしたのだ。
首をひねりながら、轟は携帯でAと同じように花言葉について調べてみた。
すると、バラは『愛』、ストックは『愛情の絆』という意味が表示されていた。
轟は、その名前に驚きながらも隠された花言葉に1人微笑んでいた。
この関係が、いつまでも続きますようにと。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜音姫(プロフ) - クリスマスにケーキを食べるのはケーキ屋がケーキをたくさん売るために寒い日に生まれたということで12月25日をイエスキリストの誕生の祝う日としてそれを口実にしてクリスマスにはケーキを食べるという事が広まったみたいですよ(^_^;) (2020年3月22日 16時) (
レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - クリスマスはニムロデっていう神に反逆した悪魔の誕生日です(^_^;) (2020年3月22日 16時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - クリスマスはイエスキリストの誕生日じゃないですよ(^_^;)ちゃんとした誕生日はわかってないみたいですよ(^o^;) (2020年3月22日 16時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
