280. 正反対な気分 ページ43
ガチャ、とハイツアライアンスのドアが開いた。
2つの影が下駄箱で靴を脱ぎ、共同スペースに足を踏み入れる。
それについた何人かが、チラッと2人に目を移した。
上「おう、2人ともおかえり」
貴「……ああ」
轟「ただいま！」
ん？とそこにいた全員が、一瞬フリーズした。
Aの声がやけに暗く、反対に轟の声は明るい。
割と2人ともその時の気分が分かりやすく全面的に出るが、それにしてもここまで正反対な気分になることがあるだろうか？
八「あ、水無月さん。ちょうど、お紅茶を入れながらお勉強会をしているところでしたの。良かったら、一緒にいかがですか？」
既に部屋着姿の八百万が、カップを片手に誘ってきた。
いつもご飯を食べるテーブルで、芦戸や切島、尾白や耳郎がノートやらテキストやらを広げている。
轟「あーごめんね、ヤオモモちゃん。今日は、焦凍の部屋で勉強するんだ」
轟が今まで見たこともない表情と口調で、八百万に謝った。
八百万が、紅茶を持ったままその場でフリーズした。
それを聞いた皆も、さっき感じた違和感の続きのような気がして、再び轟を見る。
耳「今、轟がヤオモモのこと……」
切「しかも自分のことを名前呼びって……」
わけがわからないまま、今度は皆はずっと黙ったままのAに目を移した。
いつも笑顔のAにしては、珍しく無表情で棒立ちしている。
ポケットに手を突っ込んで立つその姿は、女子高生なら量産型しかしないような立ち方だった。
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林檎 - 戻る方法キスとかやったら、嬉し過ぎる、、、相澤先生お願いします>^< (2019年12月18日 13時) (
レス) id: 470b7ea6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ふじりんご(プロフ) - お見合い相手が実は轟くんでした…とかないかな( ；∀；) (2019年12月13日 20時) (レス) id: 42d7d11660 (このIDを非表示/違反報告)
まろ - あー、ヤバいこれ面白すぎて吐血した(笑) (2019年11月23日 11時) (レス) id: 8fe28b550e (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - この作品が本当に好きで毎回楽しみにしてます(＞＜)これからも頑張ってください！ (2019年11月19日 21時) (レス) id: 8f7b4772e3 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 続編や！嬉しい！！そしてかっちゃん出てきて、轟くん出てきてなんて、脳が爆発する>∀< 無理せず頑張ってください！！ (2019年10月30日 22時) (レス) id: 470b7ea6e1 (このIDを非表示/違反報告)
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