487. 圧倒的安心感 ページ40
赤葦side
俺たちの目の前で、目を泳がせている來埜崎さん。
さすがにこの状況で、自分は何もしていませんなんて言えない。
白福さんのこと突き飛ばしてるし、突き飛ばして逃げるほどの元気があることが、この場にいる全員に知られてしまったのだから。
すると、木兎さんが來埜崎さんの前に出てきた。
大丈夫かな……変なこと言わなきゃいいんだけど。
木「……お前、今まで仕事サボってたのか?」
やっぱダメだ、この人……。
俺は頭を抱えたくなった。
いきなりそんなこと聞いたら、來埜崎さんは余計に警戒するに決まってる。
そんなことしたら、なぜサボってたのか聞けなくなってしまう。
及「はいはい、一旦その話はストップ〜」
木兎さんの肩を叩いて出てきたのは、及川さんだった。
あ、この人なら大丈夫だ。(圧倒的安心感)
及「そのことは取り敢えずいいからさ、君今からどこに行くつもりなの?具合悪いんだよね?」
來埜崎さんの体がピクっと反応した。
その反応、嘘だってバレバレだな。
及「具合悪い人がそんなに急いで行くとしたら病院なんだけど、そこまでなら普通走ろうとはしないよね?」
及川さんの言う通り、白福さんを突き飛ばした後來埜崎さんは、逃げるために走ろうとしていた。
それは全員が見ている。
ニコニコ笑っている及川さんだけど、そこに怒りが含まれていることにはすぐに気づいた。
この人、普段なら絶対怒らせちゃいけないタイプだな。
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naonao(プロフ) - 続編多くて嬉しいです。応援してます! (2021年10月5日 5時) (レス) id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
なな - めっちゃおもろいです!これからも応援してます!やっぱりり夢小説は、ハイキューだよねー (2020年10月19日 22時) (レス) id: e8db370297 (このIDを非表示/違反報告)
好きな給食はポメラニアン - あと、ログインが勝手に消えてて、再ログインしようとしても無理なんですが、どうすればいいですかね? (2019年9月2日 22時) (レス) id: 942676f078 (このIDを非表示/違反報告)
好きな給食はポメラニアン - ずっとめっちゃ応援しています!あと投稿の一番下で、用事が多いみたいなのでくれぐれもお身体、壊さないでくださいね。 (2019年8月30日 23時) (レス) id: 0a1a50f965 (このIDを非表示/違反報告)
游 - 遅れました、続編おめでとうございます!これで12作目ですねw毎日更新お疲れ様です!頑張ってください! (2019年8月21日 17時) (レス) id: f2ddedb80a (このIDを非表示/違反報告)
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