「愛」ってなんですか!?【轟焦凍】 (ページ4)

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98. 興奮気味ページ4

瀬呂の連絡により、朝起きたばかりの皆が共同スペースに集まった。

緑「どうしたの……こんな朝に？」

飯「まだ登校時間までには余裕があるぞ。休息に時間を費やしたいものもいるのではないか？」

飯田が皆を見回しながら言った。

その通り、中にはまだ半目状態の人や寝ぼけてる人もいる。

瀬「いーや！これはクラス全員に関わる大事な話だ！」

瀬呂が胸を張って言う。

瀬「今朝さ、ドア開けたらちょうど同じタイミングで轟も出てきたんだよ。そしたら、轟の部屋からなんと！水無月も出てきたんだよ！」

上「……はァ？」

皆「ええええええええええええええ！！」

共同スペースに18人の驚く声が響き渡った。

いろいろと衝撃的な話に、皆の目も覚める。

上「ええ!?何!?なんて!?」

芦「2人一緒に寝たの!?」

峰「一線超えたのか!?なあ!?」

男子は轟を女子はAを囲み、問い詰めたり肩を揺らしたりと誰もが興奮気味だった。

轟「まあ……一緒には、寝た」

切「寝たのかよ！」

貴「うん、轟君気持ちよかった」

葉「その台詞、寝ただけじゃないよね!?」

轟が認め、更にAが語弊を生むような発言をしたために、皆は更にパニックになった。

麗「気持ちよかったって!?」

貴「え……そのままの意味だけど」

耳「具体的に何したの!?」

貴「何って、ギューって……」

芦「うんうん、ギューってしてその後は？」

貴「……身体がポカポカして安心した！」

少し考えながらAは言った。

しかし、なんとも曖昧な表現に、皆は納得しづらい表情をしている。

峰「瀬呂〜、お前なんか聞こえなかったのかよ？喘ぎ声とかよォ〜」

瀬「聞こえるわけねえだろ、寝てたっての！」

尋問が今度は隣室の瀬呂に向かい始めた時だった。

八「お待ちください！」