79. アタックしてこい ページ32
何が起きたのか分かるまで、Aは数秒かかった。
しかし、すぐにパーっと顔を明るくする。
貴「仲直りのキス!?轟君も、その話読んだの？」
目をキラキラさせたAに、轟は脱力しそうになった。
今回のプチデート、寮を出る前に轟は、上鳴と切島に言われたのだ。
何かAにアタックしてこい、と。
しかし、何かと言われても何をすればいいのか、轟は分からなかった。
少女漫画も、そこまで使えそうなシチュエーションが多くあるわけでもなく、その時その時で使える状況が限られてくる。
そこで2人にどういうのがいいかと聞いたところ、2人は冗談混じりに、「この前の水無月みたいにキスしてみたらどうよ？」と提案したのだ。
それでやってみたわけなのだが、そもそもAが轟にキスしたのは、少女漫画で見たシチュエーションを真似てみただけである。
轟はアタックしたつもりだが、向こうは何とも思ってないだろう。
轟「……読んでねえけど、一応カップルだろ。こういうことすんのかと思って」
普通なら、キスにときめいた女子を完全に冷ます言葉だが、Aは「お〜！」と1人感激している。
貴「カップルらしくなったってことだね！」
そう言って立ち上がる。
もう気分もすっかり晴れたようだ。
貴「ありがとう、轟君！なんか元気出たよ！」
クルッとこちらを振り向きそう言うと、「バス停行こう！」と轟の腕を引っ張っていった。
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漓娜(プロフ) - キュンキュン通り越してぎゅんぎゅんする（） (2019年6月5日 20時) (
レス) id: 47b69fc756 (このIDを非表示/違反報告)
超能力者えのん＠紙#余韻(プロフ) - 僕は…気付いてしまった…91話の最初の方…｢表示｣が｢表情｣になっていたことに……いろはさんごめんなさい！気になっちゃい派になってしまいました… (2019年5月19日 0時) (携帯から) (レス) id: 1390b0b4be (このIDを非表示/違反報告)
IROHA*(プロフ) - ルルナさん» こちらこそ、すみませんでした。私が誤解したことに囚われず、ルルナさんの想像通りに書いてくださいな。同じような作品同士、私も応援させていただきます。お互いがんばりましょう！ (2019年5月10日 21時) (レス) id: 3fd8a40bef (このIDを非表示/違反報告)
ルルナ(プロフ) - IROHA*さん» ありがとうございます。こちらこそ誤解されるようなことをしていまい申し訳ありません。以後このような事がないように努めていきたいと思います。 (2019年5月10日 21時) (レス) id: e226e38a19 (このIDを非表示/違反報告)
IROHA*(プロフ) - ルルナさん» そうだったのですね、理由が聞けて安心しました！こちらこそ、誤解してしまってすみません。パクリでなければ全然問題ありませんので、更新してください！話してくださってありがとうございました＿|＼○＿ (2019年5月10日 20時) (レス) id: 3fd8a40bef (このIDを非表示/違反報告)
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