未来のお話�� 3 ページ9
それは約2年前、カメイアリーナ仙台で行われたリーグ戦終了後のこと。
黒尾に呼ばれて、アリーナへと戻ってきたAは、すぐに仕事の話をされた。
なんでも、孤爪がAとコラボ動画を撮りたいのだと言う。
また、それに便乗して黒尾からもある長期計画の説明をされた。
それは、2年後のオリンピックのテーマソングをAが担当出来るようにプロデュースをするというものだった。
その一環としてあるのが、孤爪とのコラボ動画である。
孤爪の動画サイトのチャンネル登録数は、100万人をゆうに越えている。
そこでAの紹介をすれば、知名度は一気に上がるだろう。
しかし、黒尾から概要を聞いたAは、あまりピンと来ていないようだった。
「確かに、研磨の動画に出れば私の知名度は上がるかもしれないけど……それでオリンピックのテーマソングに選ばれるのって結構大変じゃない？」
Aの言うことは最もであった。
オリンピックのテーマソングに選ばれるアーティストは1人。
対して、アーティストの数は計り知れない。
その上、Aより知名度も経験もあるベテランのアーティストの方が圧倒的に多いのだ。
何十万分の1の確率に賭けているようなものなのである。
「それに、売名行為ってあまり好きになれないというか……研磨がやりたいことをするためのチャンネルなんだし、私が出たらファンが離れていっちゃうかもしれないよ？」
黒尾が何も言わないため、Aはそう続けた。
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あ(プロフ) - 今日全て読み終わりました！読み始めたら止まらなくてここまで没頭して読んだのは初めてです！本当にこの作品が過去1好きです！ドストライクです！！よかったらpixivでのアカウント教えていただきたいです！ (2月29日 21時) (
レス) @page19 id: e85c9fbf78 (このIDを非表示/違反報告)
にろちゃん - 完結おめでとうございます!すごく読んでて面白かったです！ (6月28日 21時) (レス) @page19 id: 6a8e0333e2 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー(プロフ) - 完結おめでとうございます。とても面白かったです！ (2023年4月16日 18時) (レス) @page19 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
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