25. 自覚がないは危ない ページ26
相「峰田、自分が何やったか分かってるな？」
峰「……はい」
雄英教師の寮共同スペースにて、相澤と向かい合わせにして座る峰田と水無月。
少し離れたところには、何故か轟もいる。
相「まあ、お前はまだ自覚があるからいい。……いや、よくはないけどな。問題はお前だ、水無月」
相澤は、ポカンとしている水無月に目を向けた。
相「前からいろいろズレてるところがあるとは思ってたが、お前そろそろそれ直さないと、今後の授業にもその内影響出てくるぞ」
貴「私、そんなズレてます？」
驚いたように自分を指さしたAに、相澤は真顔で頷いた。
相「まあ、それはゆっくり俺たちが教えていくから、今すぐ何とかしろとは言わない。
だが、今回の件をもう済んだ話だと簡単にまとめることも出来ん」
相澤の言葉に、轟も軽く頷いた。
天然コンビの片割れである轟も、流石に異性の部屋に不用心に入ろうとは思わないからだ。
相「A組は男女仲良いクラスだ。寮生活をしていくうちに、異性の部屋に行くこともあるだろう。
初日には部屋王決めたとか言ってたしな。
だが、俺たち教師が何故男子と女子の部屋を分けたのかを考えろよ？
今回はたまたま緑谷や常闇がいたから未遂で済んだが、あのまま峰田の部屋に入ってたら、お前何されてたか分かんないぞ」
相澤の話は、Aを脅かすのには十分だった……はずだった。
貴「な、何されてたかって……まさか、殺されたりとか……？」
またまた違う方向へと逸れて行ったAに、相澤は脱力しそうになった。
相「あーまあ、襲われてたかもしれないな」
暴力的にというよりはイヤらしいこと方面だが、純粋なAがそんなことを知っているはずがない。
相澤は言葉をやんわり濁した。
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陽月光 - めちゃくちゃ面白いですね…！文才分けてください…。正直、「誰だ低評価おした奴はぁぁぁ！」って叫んでしまいました（笑）。更新待ってます！ (2019年3月27日 18時) (
レス) id: 24cf5c852f (このIDを非表示/違反報告)
四面楚歌(プロフ) - 天然×2は、尊いですね・・・・！更新頑張って下さい！ (2019年3月27日 8時) (レス) id: 0dcecdf2b2 (このIDを非表示/違反報告)
轟沙季 - とても面白いです！図々しいですが是非更新お願いします！ (2019年3月27日 1時) (レス) id: 558a8f9c64 (このIDを非表示/違反報告)
焦凍の花嫁の葵 - なんか面白い (2019年3月19日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
菅原LOVE - おこがましいのですが、轟君とくっつくのでしょうか？ (2019年3月3日 15時) (レス) id: 4cb630b68b (このIDを非表示/違反報告)
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