その2 ページ25
『ジェシーーーーー!!!』
ジェ「やったじゃん!俺Aは落ちると思ってた!」
『さりげなくひどいこと言うんじゃないよ!!』
中学三年、冬の終わり。
私とジェシーは第一志望だったこの高校で、
無事に合格通知を受け取った。
お互いのを見せ合って、
もともと圏外だったからまさか受かるなんて思ってなかったけど、
頑張ったねって誉められてくすぐったい。
通知を見たときよりジェシーに誉められる方が合格を実感できたなんて、
我ながら自分の力を信用してなさすぎるとは思う。
今日はお祝いだ!パーティーだー!なんて肩を組んでいると、
私たちの後に合否通知の受け取り場所から出てきた一人の男の子。
その子を見た瞬間、
周りの音がなんにも聞こえなくなって、
ありきたりな表現かもしれないけど、
その子の周りだけ何かきらきらしたものが見えたの。
柔らかそうな髪の毛も
きっと校則違反なんてしたことないだろう、
真面目に着こなした制服も
涼しく澄んだ目も
一瞬で目を奪われちゃって。
『ジェシー、ちょっと待ってて!これ持ってて!』
ジェ「え?ちょ、Aの鞄重いよ!何入ってんの?!」
とりあえず自分の荷物全部ジェシーに押し付けて。
後ろで何か言ってるけどなんにも聞こえない。
『あ、あのっ…!!』
「え?」
俺ですか、って怪訝そうに伺う甘い声も
ひそめられて八の字の眉毛にも、
『けっ…結婚してください!!!』
一目惚れしました。
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momo(プロフ) - やばい。最高に好きです。お話更新してくれたら嬉しいです! (2022年2月23日 12時) (レス) @page41 id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎぷ−る - 可愛い。。ほっくんが可愛い。。だぁぁぁぁぁあ!!推しになりそうです。。 (2021年1月21日 22時) (レス) id: 2200018ee9 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 続き気になります(TT)更新頑張ってください!! (2020年6月3日 0時) (レス) id: 8bc7822677 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - みゅみゅさん» ありがとうございます(;_;)私も知らぬ間にいつの間にか終わってました…続けたい気持ちはあるのでなんとかネタが湧き次第頑張ります! (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - ゆいさん» ほったらかしにしてたらいつの間にか終わっとる!!Σ申し訳ありません、ネタは切れてますが続ける気持ちはあります(;_;)お褒めの言葉ありがとうございます!なんとか絞り出します〜!;; (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾鷹 | 作成日時:2019年5月14日 13時