わたしたちの休み時間2

久しぶりのお話がこんなもので本当に申し訳ないと思うお話。 ページ16

※そういった単語は一切出て来ませんし伏せまくってますが、せくしーな本を読んでるだけのお下品な内容なので苦手な方はご自衛下さい。
風磨ジェシー慎ちゃんごめん…なお話。



男子高校生というのは誰も彼もだいたい思春期真っ只中なわけで。
せくしーなものに飢えていたりもするわけで。




風「やべぇ！すげぇ！俺断然この子！」

慎「えー、俺さっきの人のがいい〜。」

ジェ「慎太郎わかってないなぁ。まだお子ちゃまだな！」



『待たんかい！！！』




三人とも違うクラスのくせに人の席までわざわざ来て何をしているかといえば、
風磨が先輩から回ってきたというそういうせくしーな本を広げていて。

慎ちゃんとジェシーはそれを両サイドから覗き込んでは誰がいいどのページがいいと熱く話し合っている。



ここ教室やぞ…。なにその勇気…。

これ完全に一種のセクハラだよね！？
訴えれば勝てるよね！？




『仮にも女子のすぐ横でそんな話する？！』

ジェ「Aだからいいかなって。」

『こけにしやがって…。』

風「Aも見る？勉強しといた方がいいんじゃない？」

『風磨さいてー。』

風「なんだよ！お前ためを思って言ってんのに！」

『いやどこがよ。』

風「この中に北斗の好みがあるかもしれな(バシッ)いってぇ！！」

『ばかじゃないの！？！？』




手元にあった教科書で思い切り風磨の頭を叩くと、
北斗だってどうせ家でこういうもん読んでんだぞ！なんて

本人がいないのをいいことに涙目で言いたいこと言ってる。




『そんなわけないでしょ！私の可愛いほくたんを風磨みたいなすけべと一緒にしないで！』

風「お前わかってない！俺はがっつりすけべかもしれないけどあいつは絶っっ対むっつりすけべだから！！
むっつりの方がより変態だから！！」

慎「北斗の部屋にだってこんな本いくらでもあるよ。たぶん。」

ジェ「クールな顔してすげーこと考えてるときあるよ、きっと。」

『やめろー！憶測で北斗を汚すなー！！』




そんなわけないもん。

あんなもちもちほっぺすぐ真っ赤にしちゃうほくちょすに限ってそんな…

絶対ないもん…！！



いやしかしたとえむっつりさんでも私は君を愛してるよ北斗。

あれ？でもそしたらほくちー他の女の人の色気で喜んでるってこと？
いやだー！！やっぱり私だけの可愛いほくたんがいいー！！

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