きゅう ページ10
＿＿＿ 今日は久しぶりに皆の練習が見れてとっても楽しかった。
部室の女子更衣室でジャージから制服に着替え明日のメニューに目を通す、
ほかの皆は疲れていただろうしまだマネージャーの仕事が残っていたので先に帰ってもらった。(心配性な玲名ちゃんを先に返すのは至難の業だったな)
こうして考えてみればなんだかお日さま園の人は心配性な人が多いかもしれない、
それにしてもヒロトがサッカーをしているところ、久しぶりに見たなぁ。
(サッカーをしているヒロトはいつもより更にかっこいいというか…とにかくほんとにかっこいい、)
語彙力無さすぎる自分に呆れながらも今日のヒロトの練習風景を思い出しながら部室に鍵をかけ、正門までの道のりを歩いていた。
「 おせーよ、いつまでかかってんだ」
壁に背中を預けたジャージ姿の＿＿ヒロトがそこにいた。
『え、なんで…』
「お前が逃げねー様に決まってんだろ。ほら 早く帰るぞ」
『もしかしてヒロト、ずっと待っててくれた？』
「…… いいから早く歩け」
またぷいっと顔を逸らされた。
まさか待っててくれるなんて、ヒロトの不器用な優しさに思わず頬が緩む。
『ヒロト、』
「んだ、よっ！？『えへへ、ありがとう〜っ』
そう言ってぎゅっと腕に抱き着く。
意味わかんねー！離れろと口では怒られるけど
引き剥がされたりはしなかった。(やっぱりヒロトは可愛いなぁ)
「それよりお前、オレ様を待たせたんだからなぁ？覚悟しろよ」
＿＿ 前言撤回 嫌な予感しかしないのであった。
＿＿＿
大きな門を潜り城のような吉良家に帰宅する。
「ヒロト様、お帰りなさいませ。」
玄関を開ければすぐ、メイドさんに迎えられた。
やっぱメイドさんとか居るんだ、さすが吉良家。
迎えてくれたメイドさんをスルーしてヒロトは先に行こうとしたが
『お邪魔しますっ…私おひさま「まぁ！可愛らしいお嬢様！…ヒロト様にまさか彼女様がいらっしゃったなんて！」
『へっ！いや、あの』
私の自己紹介を遮り盛大な勘違いをしてくださったメイドさんが駆け寄ってくる。
『私は彼女じゃ「はっ、分かったならさっさっと食事にしろ。」
否定する私に被せてヒロトが発言すると私の腕を引っ張り自室へと引きずるようにして向かった(あれ、デジャブ？)
遠くでメイドさんがごゆっくり〜というのが聞こえた。…完全に勘違いさせてしまったらしい。
＿＿もし瞳子ちゃんの耳にまで届いたら騒ぎになるぞ…
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マルコス - ヒロトイケメンすぎる////////さらに惚れたわ////////作者さんに感謝m(__)m更新頑張ってください!!!! (2018年12月15日 12時) (
レス) id: 6de33aab01 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - めっちゃおもしろい！ヒロトかっこよすぎ！！更新頑張って下さいー！！！ (2018年12月1日 23時) (レス) id: f31aecc51b (このIDを非表示/違反報告)
玲花(プロフ) - はづき☆さん» コメントありがとうございます…！励みになります！更新頑張ります*:･:*:･ (2018年11月12日 20時) (レス) id: ff28bf8991 (このIDを非表示/違反報告)
玲花(プロフ) - りっかさん» 何回も読んでくださってるのですか(；；)ありがとうございます！嬉しいです(；_；)頑張ります！！ (2018年11月12日 20時) (レス) id: ff28bf8991 (このIDを非表示/違反報告)
玲花(プロフ) - 五瀬希林さん» 楽しんで頂けたなら何よりです！(*´ω`*) (2018年11月12日 20時) (レス) id: ff28bf8991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲花 | 作成日時：2018年10月29日 2時
