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「でさー、…先生聞いてる？」
「あぁ、聞いてるよ、多分…。」
リヴァイさんについて何故小一時間も語れるのだろうか。あの人はそんなにネタがたくさんある人ではない。
散々聞かされたのでもう帰ってほしいのだが。
「ほら、もう帰れ。親御さん心配するぞ。」
ドアの手前まで追い出し、ドアノブに手を掛けると「待ってよ！」と声を張り上げられた。思わず驚いてAの顔を見ると、その表情には曇りがあった。
「…なんだよ。」
「おれ、実は…明後日父さんの転勤で引っ越すことになったんだ。」
「はぁ！？」
いきなりの発言に突拍子もない声が出る。しかし保護者からはそのような知らせはされていない。
「でもお前の母さん何にも言ってなかったぞ。」
「皆に気を使うから言うなって言われた。」
うつむいたまま、拳を握りしめるAに、今一番聞きたかった事を聞いてみる。
「リヴァイさんはどうするんだ。」
「まぁ見ててよ、面白い事が起こるからさ！」
そう言うとじゃあね！とドアノブに手を掛けて走っていった。
純粋な考えをした俺が馬鹿だった。
幼稚園最終日となると何をしでかすか分からない。
再び深い溜め息を吐いた。
+ + + +
と、
思っていたのだが。
最終日の午前中、何も起こらなかった。むしろいつもより状態も良く、変態行為など全く行わない。俺の純粋な考えが合っていたのだろうか。
とうとう昼寝の時間になった。
「りばいせんせい、一緒に寝ようよ。」
Aがぐいぐいとリヴァイさんのエプロンを引っ張る。いつもなら「リヴァイ先生は仕事があるから邪魔したら駄目だよ！」と言って阻止をするが、今日位は大目に見てやろう。
「ああ、しかし仕事が…」
「俺がやりますよ、リヴァイ先生は今日位休んでください。」
これはAに対しての贈り物だ。
リヴァイさんは、「礼を言う、頼んだぞ。」と言ってAの手を握る。
Aはすぐさま振り返り俺を見ると唇で「ありがとう」と言い、俺はその場を離れた。
仕事も一通り終わり、腕時計を見ると先程から約10分経っていた。
園児達が静かに寝ているかどうかを見に行かなければならない。
一度背伸びをすると、歩き始めた。
ドアの前に立ったが、声などは聞こえない。全員熟睡しているかな、と思いドアを開けた瞬間、
信じられない物が目に映った。
Aが寝ているリヴァイさんに馬乗りになっていたのだ。
手を伸ばして名前を呼んだがもう手遅れだった。
刹那、
唇が重なった。
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電脳狂愛眠姫 - ごちになりました！← (2015年3月26日 23時) (
レス) id: 2ab38e9dbf (このIDを非表示/違反報告)
さんかくbeat(プロフ) - ごちそうさまでした。 (2014年9月18日 16時) (レス) id: 47a49755d3 (このIDを非表示/違反報告)
凛那(プロフ) - なんか、遅いかもですけど…。エレンで羞恥がいいです。公開でも何でも…。 (2014年4月30日 21時) (レス) id: ed57c4243c (このIDを非表示/違反報告)
fuka(プロフ) - リクまだ間に合いますか？！私は「兵長と夢主でエレンを攻める方が好きです／／／もう遅いかもしれませんがよろしくお願いしますm(__)m (2014年3月23日 9時) (レス) id: 50f30a2ed9 (このIDを非表示/違反報告)
浅井.樹@兵長(受)ランキング登録お願いします！(プロフ) - 脳漿爆裂兵長なう!!!さん» わぁぁぁ///リクありがとうございましたぁぁぁ！！リヴァリヴァは最近書いてみようかなと思っていたところなので嬉しい！3Pの発想は無かったのでとても新鮮！！よし、頑張りますね(・ω・´ (2014年3月9日 17時) (レス) id: 7fa32864f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浅井樹 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/123456789bl/
作成日時：2013年11月14日 2時
