Monochrome 2

甘い夜 ページ8

YR｢良かった…ありがとう。｣




｢こちらこそだよ……ありがとう。｣






ほっとした表情もかわいい。




そんなことを思っていたらユリが目を閉じたから
今度は意地悪をせずに唇を重ねた。




そのまま私たちはベッドに倒れ込む。






YR｢あぁ…幸せ。｣






ユリと出逢えて良かった。




そう感じる機会が最近は更に増えてきた。




足りなかった私の感情をひとつひとつ補ってくれた。






｢ありがとう…私を選んでくれて。｣




YR｢こちらこそだよ…ありがとう。｣






本当はこのままユリの温もりを感じたい。





YR「ねぇ…A。」




「…うん？」




YR「少しだけなら…いいでしょ？」




「……少しだけで止められる自信が無いんだけど？」






服の上からユリに触れる。






YR「っ！…ちょっと笑……」






驚いたような顔が私の心を動かす。




「我慢できない。」




YR「だめだよ……あっ……っん………」






ユリの返事を待たずに服の中に手を滑らす。






「好きだよ……ユリ……」




YR「私も…っん……好き……」






くすぐったいのかユリは身をよじらせる。






「……動かないでよ笑」




YR「だって……」




「じゃあ…こうしよう。」






私はユリの手を抑えて股がった。






「今日は上だけにする？」




YR「……ぅん。」






キスをしながらユリに聞くと
小さな声で答えが返ってきた。




明日も早いし…しょうがない。




服を脱がせるとユリは
私から目を逸らして恥ずかしそうにする。






YR「今日もしかしたらって思って……」




「うん……かわいいよ。」






こうなることを予想して
かわいいのをつけてみたんだ…って
恥ずかしそうに自慢してくる。




こういう所が本当に愛おしい。






YR「もう…笑わないでよ(照)」




「だってかわいいから笑」






愛おしい気持ちをキスで伝える。






YR「……っん……好き？」




「大好きだよ。」




YR「…えへ笑……っん……」






ユリは気分が良くなると好き？って聞いてくる。




私に好きって言われるのが
ユリにとって1番幸せらしい。




……本当にかわいいんだから。




2人で甘い夜を過ごしながら
いつの間にか私たちは眠りについていた。

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