10.夕陽の色 ページ10
ナレクは中身を取り出しすらすらとサインを書き再び親衛隊1に手渡した。
ナレク「これをあいつに。」
親衛隊1「了解しました！」
そう言って速やかにその場を去った。
ナレク「そういえば俺様の荷物はどこへ行った？」
親衛隊2「はい！こちらに！ただいまお運びします！」
親衛隊2とサンバンさんは何やら大きな荷物を大量に運び込んでくる。
A「こんなにたくさん何を持ってきたの？」
ナレク「俺様が長い間イナコにいるからな！イナコでも俺様のかっこよさを伝えるために洋服を大量に持ってきたやったぞ！」
親衛隊2「さすがナレク様！」
サンバンさん「ハーイ。紙吹雪デース。」
そうしてどんどん部屋に運び込まれてくる衣装ケースのおかげで部屋全体がミリドニアのようになってくる。
ナレク「よし…。あとはこれだけだな。」
ナレクはどこから取り出したのかまたもや絵姿を飾った。
イナコの客室用の部屋が一気にナレクの部屋に変わったその時外から何やら声が聞こえてくる。
Aは夕日が差し込む窓を開けて声がする方に目を向けた。
テオ「おーい、姫様ー！」
テオの後ろに見えるものはイナコでは異様なものであり国中の人々が様子を見にきている。
慌てて部屋を出てその場に行こうとすると突然ナレクが口を開いた。
ナレク「やっときたか。」
A「え？」
ナレク「取り敢えずテオとかいう奴のところまで連れていけ。」
A「？…うん、わかった。」
Aは不思議そうな顔をして頷いた。
……
Aとナレクはすぐお城の横にある大量に並んでいる馬車の元へ行った。
A「…。こんなにたくさんの馬車見たことないよ…。」
ナレク「さっき王妃にサインを貰ったからな。これ全部貰っておけ。」
A「え…！？何を言ってるの？」
リオット「馬車の荷台の中身はすべてゼリーの材料、ゼラチンとなっております。」
テオ「これはすごいな。この量ってゼリー何個分なんだ？」
ナレク「知らん。これだけやったんだ。…成功させろよ。」
A「うん、もちろん！ありがとう。」
ナレク「ふ…ふん。」
テオ「姫様、そう言えばリオット殿はどこに泊まるんだ？」
リオット「いえ、お気になさらず。ナレク様の部屋の前で見張りをしております。」
A「え？でもそれじゃあ疲れちゃいますよ。ナレクの横の部屋でもいい？」
リオット「……申し訳ない。」
A「いえいえ！」
A(部屋に行く前に毎回リオットさんの前を通るのもね…。)
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八剱(プロフ) - 縁夏さん» ありがとうございます^ ^ リオットさんの小説楽しみです！ニヨニヨしながらお待ちしております！ (2016年10月22日 20時) (
レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
縁夏(プロフ) - 八剱さん» とても楽しみです！僕も今書いてる小説(駄文w)が終わったらリオットさんの小説を書こうかなと思ってますw← 続き、心よりお待ちしております！！ (2016年10月21日 21時) (レス) id: 81a4056581 (このIDを非表示/違反報告)
八剱(プロフ) - 縁夏さん» 縁夏様ご感想ありがとうございます！ そのようなことを言っていただき嬉しいです(o^^o) これからもリオットさんたくさん出す予定です！ アプリでは本編がまだ出ていないので想像の部分もありますが楽しんでいただけたら光栄です( ^ ^ )/ (2016年10月12日 23時) (レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
縁夏(プロフ) - 初めまして！縁夏(えんか)と申します！リオットさんが大好きなので、出番が多くてとても読むのが楽しかったです！これからも頑張ってください！！ (2016年10月11日 22時) (レス) id: 81a4056581 (このIDを非表示/違反報告)
八剱(プロフ) - MIRANOさん» ご感想ありがとうございます！今はミリドニア組のお話がメインなのでリオットさんたくさん出てきます。これからもできるだけ早い頻度で更新出来ればいいなと思っております！ (2016年9月28日 0時) (レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八剱 x他1人 | 作成日時：2016年9月13日 22時
