7.しっかりした色 ページ7
テオ「なるほどな。」
A「そういうことだったのね。ありがとう、ナレク！」
ナレク「べ…別にお前のためじゃなくてミリドニアとイナコの交流を深めるためだ！」
ナレク(そうだ！なぜ俺様はこの女の喜ぶ顔がこんなにも…！)
ナレクは顔が赤くなりそっぽを向いた。
A「ナレク？」
ナレク「そ…そういえば。このゼリーの材料は俺の金だが会議でただでイナコにやるわけにはいかないとなってだな。」
A「ナレクが会議！？」
ナレク「ふっ…。」
ナレクの周りにはキラキラとしたものが舞っていた。
テオ「なんだこれは！光り輝いているぞ！？」
ナレク「それでだ。会議の結果イナコの新鮮な食材を売るスペースを作ることになった。」
A「え？ でもそれじゃあイナコの特にしかならないよ？」
ナレク「いや、それだけではない。イナコの食材で作った料理はなぜか知らんがすごい効果があるとか言っててだな。」
A「ナレクからそんな言葉が出るなんて…。」
Aは出会った頃ダメダメな王子を知っているからこそ驚きが隠せない。
テオ「イナコの品の質の良さがミリドニアにも伝わっているんだな！」
テオはうんうんとずっとうなずいている。
A「確かにイナコは自然に囲まれてて水も空気もおいしいからね〜！」
ナレク「そこでだ。商人からイナコとミリドニアの道路は馬車で通るには大回りするため大変だと聞いた。だから直通できるように道を作る。どうだ、異論はあるか？」
A「ううん。私はいいと思う。ただ母様にそういうことは聞かなくちゃ。」
イナコでの外交は王妃がやっているのだ。
ナレク「おい、もってこい。」
ナレクは突然そう言い、
親衛隊1「はい！ イナコの姫、こちらがその書類となります。ただいま王妃様のところへ向かいます！」
A(今までのナレクとは大違いだよー！！)
するとAたちのところへ近づいてくる人影が現れた。
遠目から見ても威圧感が凄いが、その目は曇りや喜びや色々な感情が渦巻いて見える。
しかしその様子はいつもとは違った。
A「リオットさんも来ていたんですね！」
テオ「リオット殿。…なぜそのような格好で…？」
リオット「これはイナコの姫と騎士。和平を結んだ以上イナコへの武力の介入は出来ませんので。」
そういうリオットの格好は重装備が外されていた。
リオット「しかし国境付近には見張りの兵がいます。攻めてくることはありませんが、ナレク様の見張りをしております。」
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八剱(プロフ) - 縁夏さん» ありがとうございます^ ^ リオットさんの小説楽しみです！ニヨニヨしながらお待ちしております！ (2016年10月22日 20時) (
レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
縁夏(プロフ) - 八剱さん» とても楽しみです！僕も今書いてる小説(駄文w)が終わったらリオットさんの小説を書こうかなと思ってますw← 続き、心よりお待ちしております！！ (2016年10月21日 21時) (レス) id: 81a4056581 (このIDを非表示/違反報告)
八剱(プロフ) - 縁夏さん» 縁夏様ご感想ありがとうございます！ そのようなことを言っていただき嬉しいです(o^^o) これからもリオットさんたくさん出す予定です！ アプリでは本編がまだ出ていないので想像の部分もありますが楽しんでいただけたら光栄です( ^ ^ )/ (2016年10月12日 23時) (レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
縁夏(プロフ) - 初めまして！縁夏(えんか)と申します！リオットさんが大好きなので、出番が多くてとても読むのが楽しかったです！これからも頑張ってください！！ (2016年10月11日 22時) (レス) id: 81a4056581 (このIDを非表示/違反報告)
八剱(プロフ) - MIRANOさん» ご感想ありがとうございます！今はミリドニア組のお話がメインなのでリオットさんたくさん出てきます。これからもできるだけ早い頻度で更新出来ればいいなと思っております！ (2016年9月28日 0時) (レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八剱 x他1人 | 作成日時：2016年9月13日 22時
