6.気恥ずかしい色 ページ6
ナレクは考え込んだ末グリまるをつかんだ。
グリまる「何するリーン！」
ナレク「いいか、よく聞け。そこにいるお前たちもだ。」
ナレクはグリまるをつかんだまま親衛隊3人に向かって言った。
ナレク「お前たちはこのキャラバンを片付けて城の横に置いておけ。」
親衛隊1 2「分かりました！」
親衛隊3「…ハーイ。」
グリまる「キャラバンをどうするリン？」
ナレク「お前は俺様の手伝いをしろ。」
グリまる「？ どうしてリン？」
ナレク「俺様1人じゃ大変だからな！」
グリまる「よく分からないけどその方がいい気がするリン！ 分かったリーン♪」
そう言うグリまるを片腕に抱えナレクは今来たお城までの道とは違う道を通って走って行った。
……
お城の中に入った後ナレクが強く抱きかかえて走っているせいかグリまるは酔っていた。
グリまる「う"っ…。ぐるじいリン…。はなじでリン…」
ナレク「そうか。」
ナレクは名残惜しそうにグリまるを離し、グリまるはよろよろと浮いている。
ナレク(思ったよりももふもふしていたな…。俺様のもっふぁーにいいかもしれんな。)
グリまる「やだリーン！！！」
そんなことをしているうちにナレクの部屋の前に着き、親衛隊が走ってきた。
親衛隊1「ナレク様、キャラバンを片付けて置きました！」
親衛隊2「お城の横、市場への近くにキャラバン置いてあります！」
ナレク「ああ。」
グリまる「ありがとリーン！」
ナレクは無言で部屋に入った。
親衛隊の人は何が何だか分からず取り敢えずナレクの後をついて行き、ナレクは街にあるお店よりも広い衣装部屋に入り宝石を取ってきた。
ナレク「この宝石を売って街中のゼリーとやらの材料を買って来い。」
親衛隊1「分かりました！」
グリまる「えっ！ でもこれはとっても高そうなものリン…。こんなもの持ってったら申し訳ないリン…。」
ナレク「ふん。こんなものいくらでもある。何個も持っていても仕方ないからな。」
ナレクは両手いっぱいの宝石を袋につめ、親衛隊に手渡した。
グリまる「ありがとリン…。でもお礼となるものは何も
ナレク「それならこの俺様を収穫祭に招待しろ！いや、そんなものがあると知った以上無理にでも行ってやる！」
ナレクは気恥ずかしさのせいか少し顔を背け吐き捨てるように
ナレク「お前も早くあいつらと行って来い。俺は少し城での用事を終わらせてから行く。」
グリまる「ありがとリン！」
グリまるは慌てて親衛隊の後を追いかけた。
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八剱(プロフ) - 縁夏さん» ありがとうございます^ ^ リオットさんの小説楽しみです！ニヨニヨしながらお待ちしております！ (2016年10月22日 20時) (
レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
縁夏(プロフ) - 八剱さん» とても楽しみです！僕も今書いてる小説(駄文w)が終わったらリオットさんの小説を書こうかなと思ってますw← 続き、心よりお待ちしております！！ (2016年10月21日 21時) (レス) id: 81a4056581 (このIDを非表示/違反報告)
八剱(プロフ) - 縁夏さん» 縁夏様ご感想ありがとうございます！ そのようなことを言っていただき嬉しいです(o^^o) これからもリオットさんたくさん出す予定です！ アプリでは本編がまだ出ていないので想像の部分もありますが楽しんでいただけたら光栄です( ^ ^ )/ (2016年10月12日 23時) (レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
縁夏(プロフ) - 初めまして！縁夏(えんか)と申します！リオットさんが大好きなので、出番が多くてとても読むのが楽しかったです！これからも頑張ってください！！ (2016年10月11日 22時) (レス) id: 81a4056581 (このIDを非表示/違反報告)
八剱(プロフ) - MIRANOさん» ご感想ありがとうございます！今はミリドニア組のお話がメインなのでリオットさんたくさん出てきます。これからもできるだけ早い頻度で更新出来ればいいなと思っております！ (2016年9月28日 0時) (レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八剱 x他1人 | 作成日時：2016年9月13日 22時
