13.気づかない色 ページ13
リオット「ま…待ってくれ。…その絆創膏以外はないのか？」
A「この模様の種類しかイナコにはなくて…。駄目でしたか…？」
Aが持つ絆創膏はグリまるのとても可愛らしいものであった。
リオット「いや、ただ…。これは少々可愛すぎるかと。」
A「そういうことでしたか。それならリオットさんだって似合いますよ〜！ そ〜れっ！」
そう言いAはぺたりと貼った。リオットは少し視線を外し、
リオット「まったく…。姫、貴方は…。」
リオットは困惑した様子だが少し顔が赤いように思えた。
リオット(…この思いはなんだろうか…。)
自分の想いの正体に気づくのはもう少し時間が経ってから。
……
その頃テオとナレクはリオットのことで落ち込んでいた。
テオ「…申し訳ありません、ナレク王子…。」
ナレク「いや、お前が悪いんじゃない。…今の俺たちに出来ることはこれを作り上げることだ。続きを教えてくれ。」
テオ「…。任せてください、王子！」
こちらもこちらで仲良くなっているようであった。
ナレク「料理というものはコックしか出来ないものだと思っていたが…。意外と楽しいものだな。」
テオ「そう思ってもらえて光栄です！」
そんなことを話しているとAとリオットが話しながら戻ってくる声が聞こえた。
テオ「おっ！姫様帰ってきたな！ちょうど終わるところだ。ナレク王子、そこのお皿をちょっと…。」
ナレク「これか？…なんかブサ…じゃなくて面白い柄だな。」
テオ「…ははは…。俺も最初そう思ってました…。」
ドアが開くのと同時に良い香りが漂ってきた。
A「いい匂い〜！今日はお肉料理なんだね〜！」
リオット「…ナレク様が…。」
ナレク「リオット、見たか！俺様が作った料理だぞ！」
リオット「ええ。…驚きました。」
リオットは本当に驚きを隠せない様子だったのでナレクは尚更機嫌が良さそうだ。
ナレク「ふんふんふ〜ん♪」
親衛隊2「ナレク様、さすがです！」
サンバンさん「…美味しそうデース。」
テオ「もちろん親衛隊さんたちの分もあるからな！」
そのとき再びドアが開いた。
王妃「あら、もう出来たみたいね〜。」
イナコ王「ナレク王子は料理の才能まであるんだな。」
王妃「うふふ〜。ますますいいお嫁さんが寄ってきちゃうわ〜。」
テオ「お…お嫁…！くっ…。姫様のためなら俺はお嫁さんにでも…！」
A「テオはナレクのお嫁さんになるの！？」
緊張した空気が漂った。
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八剱(プロフ) - 縁夏さん» ありがとうございます^ ^ リオットさんの小説楽しみです！ニヨニヨしながらお待ちしております！ (2016年10月22日 20時) (
レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
縁夏(プロフ) - 八剱さん» とても楽しみです！僕も今書いてる小説(駄文w)が終わったらリオットさんの小説を書こうかなと思ってますw← 続き、心よりお待ちしております！！ (2016年10月21日 21時) (レス) id: 81a4056581 (このIDを非表示/違反報告)
八剱(プロフ) - 縁夏さん» 縁夏様ご感想ありがとうございます！ そのようなことを言っていただき嬉しいです(o^^o) これからもリオットさんたくさん出す予定です！ アプリでは本編がまだ出ていないので想像の部分もありますが楽しんでいただけたら光栄です( ^ ^ )/ (2016年10月12日 23時) (レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
縁夏(プロフ) - 初めまして！縁夏(えんか)と申します！リオットさんが大好きなので、出番が多くてとても読むのが楽しかったです！これからも頑張ってください！！ (2016年10月11日 22時) (レス) id: 81a4056581 (このIDを非表示/違反報告)
八剱(プロフ) - MIRANOさん» ご感想ありがとうございます！今はミリドニア組のお話がメインなのでリオットさんたくさん出てきます。これからもできるだけ早い頻度で更新出来ればいいなと思っております！ (2016年9月28日 0時) (レス) id: 627271c4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八剱 x他1人 | 作成日時：2016年9月13日 22時
