俺という名の主人公だが圧倒的モブ野郎2 ページ2
俺の名前は
嵐山 築。
WD高等学校っていうちょっと(結構)頭のイカれた奴が通う高校の2学年B組のモブだ。
別に俺は主人公って思っている訳ではない。
なんでかって？
凡人だからだよ！！！(^^ꐦ)
Q.頭は?
A.普通。たまに危ない。
Q.顔は?
A.普通。異常に整ってる訳でもないし、変な方向にいってる訳でもない。
Q.身長は？
A.だから普通だよ！！
174とかだな。
Q.彼女は？
A.最近別れた。傷をえぐるな。
Q.最近の悩みは？
A.ん〜そうだなぁ……、お前らだよな〜。断然。
?Q.いやん ﾁｭﾒﾀｲ!!!!
A.キモイ。
「そんなこと言わんでもええやん築くんよ〜」
『事実を言って何が悪いこの女たらしめ。』
さっきからこのアンケートを取ってくる俺の席の前の男。
名前は鬱島 大。
通称大先生だ。
実はこいつ、生徒会一員でもある。
こんな奴が？そう。こんなやつだからだ。
冒頭で言っただろ？？？
この学校は頭のイカれた奴が通うんだって。
まさにこいつだ。
しかしこいつ。
頭はいかれているがスペックは高い。
身長は俺と同じくらいだが顔は良いし、色気がスゴイ。
そして褒め上手。(=女たらし)
たまに俺ですらドキッとする時がある。
例えば……
ut「んふふw、でも俺は築のが思ってる以上にいい所はあると思うで？」
ほら。
そしてニコッと笑う。
何せこいつは顔がいい。間違いなくだ。
この顔で微笑みかけてみろ。
世の女性は惚れるに決まってる。
『……………………授業始まるぞ。前向けよ。』
ut「あ、もしかして築くん照れてる〜?可愛ええなぁw」
『うっさいうっさい。きもいきもいきもい。』
ut「いやんﾁｭﾒﾀｲ。」
ut「あ、そーいえばさ、今からの授業で課題なんてあらへんよな？」
『…………お前…………終わったな……。』
この公共の授業を担任する先生は鬼である。
そして、今日までに仕上げてくる課題は結構な量である。
ほんの10分20分で終わるものじゃねぇ。
ut「…………まじ……？？？？？終わったわ。俺終わった。」
『天国で待ってろよな。』
ut「嫌や！！この年で死ぬのは嫌！！！
せめて後10人は抱きたi((」
鬼先「鬱島〜？？？お前何やってんだ〜？？」
ut「お、お助け……！！！お助けをぉぉぉぉぉ！！！！」
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作者名：うるふ | 作成日時：2023年3月26日 17時
