六十話だけど無理じゃね? ページ11
夜、自室にて
ちょっと前々から思ってたことがあるんだけど
“なんで私は大事な時に役に立てないの”
これだ
なぜ私は煉獄さんの列車に一緒に乗れなかったのか
いや、それは普通にお前が任務に当たってなかったからじゃないのかって言いたい気持ちは分かる、本当に
今とんでもなく自意識過剰だってことも知ってる
でもさ、考えてみて
私今までちゃんと参加出来た原作の部分って、最終選別しかなくないですか?
那田蜘蛛山でのことも、私が寝てる間に全部終わってた
そもそも鬼の攻撃受けただけで何日かわかんないけど結構寝てたのはさすがにおかしすぎるだろ
これはあくまで予想なんだけど…
もしかして私って、原作での重要シーンには干渉できないことになってる…??って思ったわけ
いや証拠はないよ?確証も何も無い
だけど日々夢小説とかを読み漁ってた私の勘が言ってる、これ絶対なんかあるぜって
私からしたら2次元にトリップできることが有り得る世の中ならさ
もはや何でもできゃうんじゃないかっていう思考なんだよ
って考えたら本当にみんなを救えるかが不安になってくる一方なんだよね
もし私が言った仮説が本当だとしたらさ、不可能とまではいかないけど、みんなを助けれる確率がぐんと下がる
いやでも、じゃあ最終選別はなんで参加出来たんだ…?
私にとってはあれも重要シーンの1つなんだけども
???
『だめだ、考えたら頭痛くなってきた』
取り敢えず寝よう、明日も早いし
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作者名:望月 | 作成日時:2021年1月8日 22時