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鬼な上司 ページ1
この会社に入って１年。
イケメン鬼上司にビクビクしながら
月曜から金曜までを過ごす日々。
桜A。23さい。
「はぁ
お前ねいつんなったら覚えんの？
こんな出来悪いやつお前が初めてなんだけど？」
あーまたいつもの。
頭の上から降ってきた声
パサッと置かれたさっき出した資料。
赤ペンで雑にバツ印
「すみません」
「直ぐな！」
「え？」
「何がえ？なんだよ
んなミスあり得ないでしょうよ
お前がこの会社に入れた意味がわかんないわ」
「はぃ」
ジロリ
きょうもジャンジャン嫌味を言われる
今日は白とブルーのドレスシャツにネイビーのスーツ。
彼女が選んでるのかな
いつもセンスのいいスーツ
少しだけショコラ色の柔らかい髪が
目にかかりそう
美容院どこ行ってるんだろ
美容院に行ってるイメージあんまり無いんだけどな
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作者名：さわ
| 作成日時：2016年10月4日 23時
