わがままな恋の行方２【N】 (ページ8)

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グッタリページ8

Aちゃんは足元もおぼつかなくて、
相葉さんに支えられてようやく、
歩けてるかんじに見える

この時間だからか周りは、
幸い人もいなくて

よく見たら数台前に相葉さんの車がとまっててAちゃんを、
抱えて車に乗りこんで、
急ぐように車は走り出した。

久々に見れたAちゃんは
遠目でもわかる位
グッタリしていて、
頭ん中がパニックになる

隆の店に慌てて入ると

グラスを拭きながら
俺の顔を見るなり
これでもかってくらい
呆れた顔でため息をつかれる

和「Aちゃん！どうした！？」

隆「ッフ。お前に関係あんの？
てかお前なにやってんだよ。
だから手出すなっつったのに」

和「お前。。知ってたの。。」

隆「もうAちゃんボロボロだぞ。
ここ1週間毎日店出てたんだよ。
さっき倒れる前に、お前らのこと聞いたわ。
薄々気づいてはいたけど。
お前がちゃんと、すんなら、
お前らの事だし俺が口出すことでもねぇと
思ってほっといたけど。

最悪だな。

体調悪そうだったけど、
まさかあんなに熱あるとは思わなかった。
俺ももっと早くきづいてやればよかったけど」

和「熱？！」