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39.4 ページ19
全然大丈夫そうじゃねぇの
顔も首の辺りも真っ赤で火照ってて
目も、充血して、ウルウルしちゃってる
おでこを触ると
あっちくて、
和「ごめんね。」
A「なんで二宮さんがあやまるの？(笑)
この歳で自己管理も出来ないなんて
ダメですよね。。」
和「んなこと、ないよ。
体温計は？どこ？」
A「大丈夫ですって。」
和「大丈夫じゃないでしょ。
どこ？」
すげぇ心配なのに、
強い口調で言ってしまって
ちょっとビクッとなった彼女が
A「えっと、、そこの引き出しに、、」
体温計を見つけて、彼女の脇に
挟む。
数字がどんどん上がって行くのを
無言で見つめる
シーンとした部屋に時計の音だけが
やけにチッチ
って響く。
ピピっ
と突然鳴った電子音。
39.4分
なにこれ
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作者名：さわ
| 作成日時：2014年10月25日 8時
