DEEP LOVE 3【s.s】 (ページ9)

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オプションページ9

うとうとしながら
櫻井さんをぽーっと見てると

それに気づかれてしまう

「寝ないの？」

「なんか..もったいない..から」

「だからそんな見てんの？
穴あきそうなんですけど～」

「..ですよね。
あっち向きます」

ホントは見ていたいけど..

クルッて寝返りを打つと

ククって笑って

「別にダメって、言ってねぇのに」

そう言いながら
後ろから、抱き締めてくれる

時々髪や首に鼻を寄せて

「あー、好き。この匂い
シャンプーとかじゃなくて、たぶん
Aの匂い」

「うれしぃ」

けど...複雑

けして私のことを好きって言ってる訳じゃなくて、私のオプションを気に入ってる

お腹を抱き締めていた手が
急に内腿をすーっと撫でるから
ビクッて身体が跳ねる

「っふ。敏感」

「ん.だって..」

「コッチも？」

ってその手を這わせて
胸をすくうように
ふよふよと揉まれれば

１度おさまった身体が
また、感じ始めてしまう

肩や耳たぶを甘がみしたり
身体を密着させる

私からまた声が漏れ始めると

「はい。おしま～い。
寝る時間無くなるよな」

「..え..」

その気にさせておいて..

「早く寝ろよ」

耳元で聞こえる
甘くてかすれた低い声

確実に櫻井さんのモノも私の背中で主張してるのに..,