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酔いしれる ページ7
甘いキスに酔いしれる
首筋を這う熱い唇がたまらない
ぺらっとしたワンピを一枚着てるだけの身体は服の上から撫でられているのに
櫻井さんの手の温度を敏感に感じちゃう
ワンピの裾からスルッと入ってき手が太ももをスルスル撫でて
真っ白だな
って。
そのまま下着が見えるくらい
ワンピの裾を捲し上げるから
その手を掴むと
「じゃーま」
ってどけられるだけ
私を膝にのせたまま
しばらくキスをして
また、ビールに手を伸ばす
え...
そこで飲むの？
熱くてとろけそうだったのに
スッと離れてしまった唇
顔に出てたかな...
「やめないでほしかった？」
ってニヤリと笑われて
そんな私を横目に
汗をかいたビールのグラスに口をつける
その雫がワンピが捲れたままの太股に
ポタッて落ちて、その冷たさに
あっ
て下を向いたのと同時
掬い上げるように突然唇が重なったかと思うと
少しずつビールが流れ込んで来る
上手に飲めなくて口の端から垂れてしまったビールをぺろって舐めて
「ちゃんと飲めよ」
って
ちょっと小バカにしたように笑われる
また櫻井さんがビールを口に運ぶから
今度はちゃんと
って待ってると、ビールを含んだ
唇が私の唇に触れて
溢れないように口を開けば
今度はちゃんと流れ込んできて
ゴクリと喉を通して
櫻井さんと視線を絡ませれば
「その顔やらし」
とか言われちゃう
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作者名：さわ
| 作成日時：2015年7月19日 17時
