今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:600,312 hit
小｜中｜大
はちみつキャンディ ページ24
髪を撫でてた手が
腰に落ちていくと
二人の体がもっと近づくように
ぎゅーって抱き寄せられる
「もうちょい口開けて」
「ん」
結局
キスをされたら
頭がぽーっとして
彼の思うがまま
コロン
って何かが口に入ってくる
甘くて丸い玉
ジワーと広がった
甘い味が鼻を抜ける
おいし
それでも甘い
キスは終わらなくて
キスの合間に
ほとんど口がくっついたまま
彼がしゃべる
「ふふ甘めぇな」
RRRRRR♪
甘ったるい時間が
突然の電話の音で
現実に戻る
チュッて離れた唇がなんだかさみしくなった
けど、甘すぎたその時間を
ふりきろうと体を離そうとしたら
抱き寄せてた腕が
離れるなみたいに
更に引き寄せるから
心地のいいゆっくり動く
大野さんの心臓の音が聞こえてくる
反対の手で起用にスマホをタップすると
電話口から漏れる
多分？メンバーからの声
「ん〜今もどっから
はいはい」
それだけの短い電話が切れると
はぁ〜ってため息をはいて
「もう、戻んねぇと」
その言葉に体を起こすと
今度は腕が緩む
「そうですね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1981人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さわ
| 作成日時：2015年3月21日 0時
