事件file_18 ページ19
赤井「俺が上のライトを撃ち落とす
君は連中が混乱している間にドアを思いっきり蹴り開けるんだ」
『それは足でないとダメですか?』
赤井「いや、拘ってはいない」
『では、足でいかせていただきやす』
赤井「なぜ聞いたんだ?」
『というのか、ライト撃ち落とすってかっけえすね!!
いつドア開ければいいですか?』
赤井「そうか、無視か
まぁいい、俺がサインを出したらドアを足で開けて、思いっきり逃げろ」
『それは足でないとダメですか?』
赤井「このくだり2回も必要か?」
『質問を質問で返さないでください!』
赤井「君だけには言われたくないな」
倉庫は結構古びており、如何にも悪い組織(笑)が好きそうな場所だ
こんなに辺りがくらいのにライトを撃ち落とす発言が出来るということは、相当な腕だろうな
まじもんのライフルめっちゃかっけぇ
倉庫の中からはカウントダウンが聞こえてくる
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
''0''
瞬間、中からどよめきが生まれ赤井さんからGOサインが出た
んじゃ!頑張って何とかしろよ!協力者!!
私は思いっきりドアを蹴り開けた
そして、走った
それはもうものすごい速度で
今なら車とタイマン張れるんじゃないかという速度で走った
息が切れても足がもつれても関係ない
それはもうものすごい速度で走った
なぜなら、後ろから黒ずくめのガタイのいいサングラスにハットを被っているおそらく間違いなくきっと100%成人済み男性が追いかけてきているからだ
待ってくれ、そんな話は聞いていない
もしかして赤井さん、私を囮に…?
いや!そんなはずない!
だって、私が赤井さんに恨まれるような事、もしくは困らせるような事するはずがない!
なんて思いたいけど、心当たりしかない!!!
くっそおおおおお!!!!赤井いいいいいいいい!!!!
ウォッカ「それじゃあ、お嬢さん
ちょっと着いてきてもらいやすぜ?」
『うーーーす!!』
人生終了のお知らせです
ベルモットside
ベル「あら、捕まえてきたのね
…って、あなた!!」
『ハァイ、ベルモット』
ベル「何でここに居るのよ!」
『いやぁ、気になっちゃった』
ベル「そうだった、馬鹿だったわね」
『失礼な』
ジン「おい、ベルモット
誰だ、こいつは」
ベル「はぁ、悪い子じゃないわ
例の情報屋よ」
ジン「餓鬼じゃねぇか」
『はぁ??立派なレディですが??』
ベル「あなたは黙ってなさい」
…最悪な展開だわ
66人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
来世は美少女(改)(プロフ) - ウルさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!楽しんで頂けるよう早めの更新を目指して頑張りますね! (5月18日 0時) (レス) id: e865d6b048 (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 応援してます! (2023年5月5日 1時) (レス) @page25 id: ec66583caa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:来世は美少女(改) | 作成日時:2021年9月3日 5時