事件file_17 ページ18
『まずは、捕らわれている協力者の救助ですね』
赤井「そうだな、それについては考えがある」
『…ちょっと待ってください』
赤井「何だ」
『私、今からあなたと協力するんですよね』
赤井「そうだが?」
『…協力者にバレたら殺されるのでは?』
赤井「君、安室くんがそんなに過激な人だと思っているのか」
『ちょっと待って、その方の名前は呼んではいけません!!』
赤井「ヴォルデ○ートと勘違いしていないか?」
まずい、まずいぞ…!
これはバレたら確実に殺られる!
「誰と協力していた?」と詰められることになるぞ!
ついでに私の指も詰められる!
赤井「安心してくれ、バレないようにするさ
俺の事も、もちろん君のことも」
『約束してくれるんでしょうね』
赤井「ああ」
『じゃあ、指詰めしましょ!
ゆーびつめげんまん、うそついたらひだりのこゆびつーめる!
ゆびつめた!』
赤井「指切りげんまんの間違いじゃないのか?
ヤがつくところの出か?」
『約束やぶったら、詰めてもらいますからね!』
赤井「わかった、絶対に約束しよう
では、彼がいる場所へ案内してくれ」
『あいよ!』
念には念をということで、発信機を身に付けてもらっていたが、どうやら正解だったらしい
降谷さんは警察病院から倉庫に向かっている
おそらく、そこにキールも居るはずだ
『つくづく警察はおバカだと思いますよ
自分の身が可愛くないのかねぇ』
赤井「安室くんがそういう人間なだけだろう
警察の中でも自分本位なやつはたくさんいる
自分のことばかり可愛がっていれば、守れるものも守れないという事だ」
『ふーん、そういうもんなんですか?』
赤井「ああ、君のそのうちの一人だろう」
『…そうだといいんですけど』
私を守ったって意味が無いというのに
赤井「ここだな、行くぞ」
『あいよ!』
さてさて、そろそろ捕らわれたうちの協力者を返してもらいますかね
____1週間前
『キュラソーがNOCリストを組織にリークすれば、降谷さんとキールさんは捕まりますよ!?いいんですか!?』
降谷「よくはないさ、でもラムの腹心であるキュラソーをおびき出すことが出来る」
『…絶対に捕まえられるという保証はないでしょ?』
降谷「保証は無いが、可能性はある
もし、僕が捕まっても君は何もしないでくれよ?」
『分かってますよ、所詮あなたとも''協力''関係にあるだけなので』
降谷「ああ、ありがとう」
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ごめんね、降谷さん
約束破っちゃうね
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来世は美少女(改)(プロフ) - ウルさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!楽しんで頂けるよう早めの更新を目指して頑張りますね! (5月18日 0時) (レス) id: e865d6b048 (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 応援してます! (2023年5月5日 1時) (レス) @page25 id: ec66583caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来世は美少女(改) | 作成日時:2021年9月3日 5時