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事件file_16 ページ17

『でも、何となく勘づいてるんじゃないですか?
私の協力者

私も勝手ながら調べさせていただきましたよ』

赤井「ほぉ、何を?」

『あなた、ライでしょ?
組織に潜入してコードネームまでもらってたみたいですね

ジンと対面する時に、あなたの部下の失態によりNOCだとバレたんだとか』

赤井「失態…か
まあ、間違いないな
流石は組織御用達の情報屋だ」

『あなたも大概調べてますね』

赤井「まぁな」

『それで?疑いは晴れてます?』

赤井「ああ、君は偽の情報屋で''とある人''の協力者

それに、俺とは随分と前に面識がある」

『面識がある?私と?』

赤井「そうだ」


はて?いつだろう

私の知り合いに赤井という苗字はいない

でも確かに、赤井という苗字は聞き覚えがある

初めて会った時も何故か懐かしい感じはした


『…新手のナンパじゃないですよね?』

赤井「今更だろう」

『確かに…』


では何だ?

いつだ?

大事なことを忘れている気がする

赤井…

ライ…

FBI捜査官で、組織に潜入していた…

ちょっと待てよ

…諸星?

以前調べたときにそんな名前が…


『あーーーーーーーー!!!!!
あの時のロン毛!!!!!!!
髪の毛がないから分からなかった!!!!!!』

赤井「ちょっと待て、ロン毛で覚えているのか?
それに髪ならあるぞ」

『思い出した!思い出したぞ!!
廃ビルのロン毛か!!!』

赤井「恨みでもあるか?」

『あるさ!!
あの後からうちの協力者が、ずっと呪文のように''赤井いいいいいいいいい''と唱えていたんだから!!
一時夢に出てきて、眠れなかったんだぞ!!』

赤井「それに関しては、すまない
でも、それはほとんど協力者について言ってしまってないか?」

『うわ、やっば
別に違いますよ?
地黒金髪イケメンゴリラの話なんか誰もしてないですよ』

赤井「君、彼のことをそんなふうに思っていたのか」

『あーーー!!やめて!!!
絶対に本人には言わないで!!!』

赤井「言わない、言わないから落ち着いてくれ」


この話をするには、だいぶ過去に戻らなければならない

そして、諸伏景光別名スコッチについても触れることになる

つまりめちゃくちゃ長くなる

つまりNOCであることが組織にバレて、捕まっているスーパーイケメン金髪ゴリラを放置することになるのだ

つまり何を言いたいかと言うと、この話は後ほどという事だ

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来世は美少女(改)(プロフ) - ウルさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!楽しんで頂けるよう早めの更新を目指して頑張りますね! (5月18日 0時) (レス) id: e865d6b048 (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 応援してます! (2023年5月5日 1時) (レス) @page25 id: ec66583caa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来世は美少女(改) | 作成日時:2021年9月3日 5時

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