39話 俺は反対 ページ43
ヒラside
LI〇Eの通知が来た
キヨからだった
キ『なぁ、悪鬼ってRIONの事だろ？』
ヒ『うん、そうだけど』
キ『アイツ、トークスキルはまだまだだがゲームうめぇんだな』
ヒ『俺よりやり込んでるらしいからね』
キ『いっその事実況者やらせね？』
え……？
実況者？
RIONちゃんが？
ヒ『反対、彼女が傷つくかもしれない』
キ『でも実況者になって欲しいってコメントであるけどな』
ヒ『まだ彼女1人で実況するほどの…』
キ『誰が1人でやるつった』
ヒ『……コラボ？いきなり俺らでするには不自然だよ』
彼女は実況者という人達と面識は薄い
たまたま対戦相手に当たった事がある俺はまだ怪しまれにくいと思う
でも急に最俺となんてレベルが高い
キ『またヒラとコラボすればいいだろ』
キ『俺らも昔最俺で撮ってただろ？』
……大体そんな簡単に決めるもんじゃない
俺らなんて7年半でここまで多くの人に見てもらってきた
現実は厳しい事をキヨは理解してないんじゃないか？
ヒ『RIONちゃんだっていきなり有名になる訳じゃないんだよ』
キ『誰しもが有名になるために実況者やってる訳じゃねーだろ』
キ『第一、RIONだって視聴者が凄いってコメントされて嬉しかったんだと思うぞ？』
ヒ『分かった、彼女がその気なら俺も文句は言えない』
彼女が選んだ道を俺が何か言える人じゃないからね
キ『んじゃ、俺言っとくから色々教えろよー』
ヒ『……うん』
俺は少し考えた
彼女はまだ学生で未成年
俺らと同じ感じになっても良いのだろうか
俺はRIONちゃんの意見が聞きたくて彼女の部屋へと向かった
いつもならドアを開けると振り向いてくれるが今は俺がいる事すら気に触れないようだ
不意に見てしまったキヨとの会話
やりたい意思はあるんだね………
ヒ｢やってみればいいじゃん｣
何故言ってしまった…………
ヒ｢俺はRIONちゃんのしたいようにすればいいと思うよ｣
貴｢止めない……………の？｣
ヒ｢人のやりたい事を指図するような立場じゃないからね｣
貴｢あ、でも………機材ってお金かかるよね｣
今すぐに揃える事は無理だろう
ヒ｢………編集とかの技術とかカメラに関しては俺が教える｣
貴｢……う、うん｣
俺は自分のPCで簡単にではあるが教えた
物分りが良いため難しく教えずに済んだ
ヒ｢まぁ、ざっとこんなもんかな｣
＿
＿＿
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RION/悪鬼(プロフ) - ヒナっちさん» コメントありがとうございます！！ 面白いと思ってくれるなんて感謝しかありません(´；ω；｀)、これからも兄妹の物語が続く限り頑張って更新していきます！ (2017年5月20日 12時) (
レス) id: 0bfac150a1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナっち - 面白いです！更新頑張ってください！q(^-^q)ｶﾞﾝﾊﾞｶﾞﾝﾊﾞ (2017年5月20日 9時) (レス) id: bd3b5b4497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼火 | 作成日時：2017年2月14日 23時
