33話 ありがとう、俺の…… ページ36
ヒラside
あれから数ヶ月の時が過ぎた
ヒ｢お花見って賑やかなのも良いけど落ち着いたのが一番な気がするな｣
貴｢遊園地に行った時に言ってたよね、湖が綺麗って｣
ヒ｢お、覚えてくれたの？｣
貴｢私も行きたかったしね｣
春風でなびくRIONちゃんの髪は美しかった
貴｢私とヒラしかいないってなんか特別って感じだね｣
ヒ｢そりゃあここで花見をするには桜が少ないし狭いからね｣
貴｢なんだかもったいないね｣
最近誰かに邪魔されてばかりでこういうのは久しぶりだ
ヒ｢………ねぇ、RIONちゃん｣
俺は覚悟を決めた
貴｢何？｣
ヒ｢あのね……｣
ヒ｢ずっと好きだったんだ、そして今もこうして愛してるしドキドキしてる｣
貴｢………え？｣
言葉に表せないほどの愛を俺は言い放った
ヒ｢一生守ってあげる…………｣
これが俺の思い
？？｢…………ﾁｯ｣
兄妹だろうと1人の異性として好きだ
血も繋がってないなら良いんじゃないか？
貴｢…………ありがとう｣
静かに微笑む彼女は俺の理想そのもの
初めてあった時も…………
一緒に飯を食べてる時も……………
そして今も………………………
俺の中の何かが……………………
温かい……………
貴｢ありがと…………｣
前から抱いていた何かが吹っ切れた気がする………………
RIONちゃんの目から複数の雫
それがまた綺麗
頬を伝う雫が太陽の光で輝いてるようだ
ｷﾞｭｯ
離さない
ヒ｢もう泣かせないよ…………｣
ヒ｢涙流す事があれば嬉し涙だよ……｣
ヒ｢これからは共に歩んでいこ、笑顔絶やさず｣
華奢な彼女の体を思いっきり抱きしめる
貴｢…………うんっ！｣
昔RIONちゃんはいじめられていた
俺も同じ事を体験した
痛みの分かる俺だから分かる
消えない傷を癒してあげたい
いつの間にか暗い感情なんか消えていった
俺は…………………………
俺は……………………………！
”大好きだ”
ありがとう
俺の妹
そして………………
俺の愛する人…………
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
今日のヤンデレ＆サイコパスな兄
あざといラーヒー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RION/悪鬼(プロフ) - ヒナっちさん» コメントありがとうございます！！ 面白いと思ってくれるなんて感謝しかありません(´；ω；｀)、これからも兄妹の物語が続く限り頑張って更新していきます！ (2017年5月20日 12時) (
レス) id: 0bfac150a1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナっち - 面白いです！更新頑張ってください！q(^-^q)ｶﾞﾝﾊﾞｶﾞﾝﾊﾞ (2017年5月20日 9時) (レス) id: bd3b5b4497 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鬼火 | 作成日時：2017年2月14日 23時
