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何とか弟が帰ってくる前に終わった
弟から帰る、と連絡があったので急いで夕食の準備に取り掛かる
卵とウィンナー、賞味期限やばいしそろそろ使わなきゃ
そう思い、オムライスを作った
机に並べていると、玄関から音がした
お邪魔しまーす
聞き覚えのある、いやない。
瀀「今日泊まりたいって、明日早くて仕事場ここの近くらしくて」
瑞「小学生ぶり、かな。お久しぶりです」
ぎこちない。そりゃそう。
『久しぶり、大きくなったね』
あんなちっちゃかった瑞稀を見上げる日が来るとは
『あ、待って。瑞稀の分も作る』
急いでエプロンを着て、もう1人分作る
瀀「迫力満点だった、お姉ちゃんも来ればよかったのに」
「あ、そうそう。嶺亜にも誘われちゃったから瀀季行ってきて。」
瑞稀の眉がぴくっと動くのが分かった
瑞「知り合い、なの?」
すごい、リスみたいなつぶらな瞳
こりゃモテるわ
「従兄弟なの、親戚の1人」
机に瑞稀の分のオムライスを並べる
『『いただきます』』
弟がライブの余韻に未だ浸ってる
永遠と感想を言ってるので左から右へ流した
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作者名:瑠乃 | 作成日時:2022年8月3日 16時