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車内、何のサプライズか知らないけど、嶺亜の声だけの私の好きなプレイリストを制作してくれたみたいで
嶺「俺の声、落ち着くんでしょ?」
昨日の事があってか、いつもより心拍が上がる
嶺「今度のライブ絶対来て、明日だけど。何なら今日でもいいけど」
『え…?』
嶺「今日の予定は」
『今日はオフですけど…』
嶺「決まり。服買いに行こ。俺が選んであげる」
そう言って、選んでくれたのは花柄のワンピース
嶺「似合う、Aスタイル良いからワンピース姿綺麗」
カードで支払って、そのまま直行でライブ会場へと向かう
嶺「嶺亜です、これは…妹です」
警備員さんをするりと交わし、私はファンの方とは反対のメンバーの方が通る通路を歩く
『私なんかがこんなとこ…』
嶺「大丈夫、可愛いよ」
いちいちドキドキさせる君は本当に小悪魔
嶺「おはよー。楽屋汚い、もうちょっと整理整頓して」
入って早々、最年長嶺亜が仕切る
大「お、彼女?めっちゃ可愛い!」
嶺「従兄弟、可愛いでしょ」
あの人が矢花さん。
ベースの手入れを入念にしてる
嶺「美術館の子だよ、今度行くでしょ」
琳「琳寧も絵上手くなりたい」
ライブ前のひと時は独特の緊張感があってぽわぽわしてた
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作者名:瑠乃 | 作成日時:2022年8月3日 16時