う わ き

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貴方side


あれからわたしは、涼介の仕事の間に自分の服や、自分の家具などを大きなカバンに入れて、貴方と一緒に暮らした家を出て行った。



貴方にもらったものは全て置いてきた。


置き手紙とか書いとけばよかったかな？

と思ったけどあなたはわたしのことなんてこれっぽっちも愛してないから、何も残さず出て行った。


よかったね。涼介。

これであなたの好きなように生活できるよ。

もっと早く出て行けばよかったかな？

まぁ、これからは自由に幸せに暮らしてね。

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