転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

逢引？のお誘い２ ページ8

『花火大会？』




宇髄「おう。お前と俺、二人で。」




二人で………。


ここは派手にときめく場面なのだろう普通ならば。


だけど最近いろいろありすぎて、

これも偵察の一環か…？という考えがよぎる。




宇髄「やっぱ………ダメか？」





何なんですかアンタ！！！


いっつもは余裕綽々で大人びてるのに

なんでこんな時にそんな捨てられた子犬見たいな目をするんですか！！！！

ああなんつったって顔がいいですね腹立つ！！




『わ、わかりました。』



私も押しに弱すぎるだろ……

確かに断る理由もないけどさ…





宇髄「うし！じゃあ決まりな！

日曜の夜に俺が迎えにくるよ。」





『はい。』





宇髄「じゃあな！」






約束を即座に取り付けると、さっき以上にご機嫌で帰っていった。


…………なんだったんだ？鼻歌なんか歌ってたぞ…？






でも、考えすぎかなぁ。ただ花火を楽しみたいだけかもしれない…。


いや、だとしたら嫁さんと行けばいいのでは…？


私と二人で行かなくても…。じゃあやっぱり偵察？






『(う〜ん……わからない……)』






女将「キャー!!ちょっとちょっとあんた！あの色男とどんな関係だい！？」







『女将さん！帰ってらしたんですか。

ただの知り合いですよ。』






女将「でも今！逢引に誘われてたじゃない！」





『そんなんじゃないですよ！』





女将「照れなくたっていいのに！美男美女でお似合いだよ！

あ、そうだ。浴衣なら任せときな！あたしがあんたにピッタリのを用意してあげるよ！」






そう言うと、私が反論する間もなく女将さんは店に戻った。






皆してどうしたの。なんで私だけアウェー感半端ないの。




なんか女将さんには勘違いされたみたいだし………







『＿＿＿＿＿＿＿＿はぁ。』








現代に戻りたいよぉぉぉぉおおおおおおお！！！！

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