転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

花火大会５ ページ13

宇髄「あーあ。最初はただの偵察のつもりだったのに……」




『ま、待ってくださいよ。え？

宇髄さんは私の事が好きなんですか？

冗談とかじゃなくて？』




宇髄「違ぇよ。好きだぜ、派手にな。」






好き＿＿＿＿＿＿＿＿そう言った時の宇髄さんの顔は何とも切なそうで嬉しそうだった。






『…………』




宇髄「信じられない……って顔だな。」




『だって、急すぎてびっくりしました！』




宇髄「でも、俺結構そう思わせるような態度とってたろ。今日だって誘ったわけだし。」





『…………それは偵察じゃないんですか？』






そう聞くと、宇髄さんは少し驚いた顔をした。


そりゃ私だって気づいてますよ。



貴方が私に近づいたのは偵察のためで…





宇髄「最初はそうでも今は違ぇ。」




それでも、迷うことなく宇髄さんはキッパリと言った。


それじゃあ、本当に私の事が好きなの…？



確かに宇髄さんはタチの悪い嘘とかはつかない人だけど…





『あの、ひとついいですか？』





宇髄「ん？」





『私のどこを好きになったんですか？』





結構攻め込んだ質問をしたにも関わらず、つらつらと答えた。

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